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	<title>認知症ケア - ルカの認知症コンサルテーション</title>
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	<description>家族が読んで一番わかりやすい認知症ケア講座</description>
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	<title>認知症ケア - ルカの認知症コンサルテーション</title>
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		<title>認知症の方を&#8221;上手に扱う&#8221;のをやめた日</title>
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		<dc:creator><![CDATA[ルカ]]></dc:creator>
		<pubDate>Sun, 05 Jul 2026 07:33:28 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[大切なPOINT]]></category>
		<category><![CDATA[ユマニチュード]]></category>
		<category><![CDATA[パーソンセンタードケア]]></category>
		<category><![CDATA[認知症ケア]]></category>
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					<description><![CDATA[<p>「優しくしたいのに、優しくできない」 「私がしていることは、これで良いのだろうか」 あなたは認知症をお持ちのご家族と向き合う日々のなかで、そんな思いを抱えたことはないでしょうか。 もしあなたがこのような悩みを感じられてい [&#8230;]</p>
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										<content:encoded><![CDATA[<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<p class="wp-block-paragraph">「優しくしたいのに、優しくできない」</p>



<p class="wp-block-paragraph">「私がしていることは、これで良いのだろうか」</p>



<p class="wp-block-paragraph">あなたは認知症をお持ちのご家族と向き合う日々のなかで、そんな思いを抱えたことはないでしょうか。</p>



<p class="wp-block-paragraph">もしあなたがこのような悩みを感じられているなら、それは目の前の方があなたにとって大切な存在だからだと私は思います。</p>



<p class="wp-block-paragraph">認知症のご家族に、あなたができるいちばん大切なこと。 それはきっと、たくさんの知識でも、特別な技術でもありません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">私は、認知症をお持ちの方々と向き合う現場で働く作業療法士です。 14年以上、この仕事に携わる中で、知識も技術も積み重ねるために努めてきました。 けれど、いちばん大切なことは、教科書ではなく、ある出会いが教えてくれました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">これは「専門家が教える正しいケア」の話ではありません。 むしろ、たくさんの知識と技術を身につけようとしてきたはずの私が、大切なことを見落としていた——その失敗の話です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">少し長い文章です。けれど、もしあなたが今、目の前の大切な人を思い、そのことで悩んでいるのなら、 どこかであなたの心に寄り添える一節があるかもしれません。</p>




  <div id="toc" class="toc tnt-number toc-center tnt-number border-element"><input type="checkbox" class="toc-checkbox" id="toc-checkbox-2" checked><label class="toc-title" for="toc-checkbox-2">目次</label>
    <div class="toc-content">
    <ol class="toc-list open"><li><a href="#toc1" tabindex="0">第1章 「扱う」という言葉</a></li><li><a href="#toc2" tabindex="0">第2章 当事者の声</a></li><li><a href="#toc3" tabindex="0">第3章 学ぶほど、&#8221;わかったつもり&#8221;になっていた</a></li><li><a href="#toc4" tabindex="0">第4章 症状という仮面に隠された「人」との本当の出会い</a></li><li><a href="#toc5" tabindex="0">終章 あと半歩、心の声に耳を澄ませて</a></li></ol>
    </div>
  </div>

<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc1">第1章 「扱う」という言葉</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">皆さんは、認知症をお持ちの方に「上手に対応できた」と思う日がありませんか？ 私はあります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">介護を拒否されることもなく、穏やかに一日が流れ、自分も相手も取り乱すようなことがなかった。介護する側として、それは確かにほっとする一日です。 私自身、そういう日を「今日はうまくいった」と振り返ってきました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">けれど、あるときふと、その「うまくいった」という言葉に、わずかな違和感を覚えました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">うまくいった——とは、いったい何がうまくいったのでしょうか。</p>



<p class="wp-block-paragraph">よく考えてみると、それはたいていの場合、「こちらの思うとおりに、相手を動かすことができた」という意味でした。</p>



<p class="wp-block-paragraph">デイケアに行きたがらない人を連れてくることができた。介護拒否がある人をケアに誘うことができた。怒りやすい方を怒らせずに上手く対応できた——。 私は（ご本人の意思がどうであろうと）こちらの都合通りに、意図通りに「動かすことができた」「扱うことができた」ことを、ケアがうまくいったと感じていたのです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「扱う」</p>



<p class="wp-block-paragraph">このような言葉を、私は数多く使ってきました。 けれど、これらの言葉に、心の奥底で小さなざわつきを感じていました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「扱う」という言葉は、どんなものに使うでしょうか。 道具、機械、動物、子供——。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「扱う」には、操作してこちらの思い通りに動かす意味が含まれます。 しかも、「扱う」側はいつも管理する上の立場で、「扱われる」側は管理される、十分な意志を持たないもの、というニュアンスが含まれることに気づきます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">どれほど優しく、丁寧に接したとしても、「扱う」という言葉で表されるかぎり、何か根本から違ってしまっている。 ご本人は私にとって、同じ人間として向き合う相手ではなく、こちらの思い通りに操作する「もの」になってしまっていたのです。 しかも「愛」「優しさ」「奉仕」の仮面を被って。</p>



<p class="wp-block-paragraph">私たちは、ご本人を大切に思いながら、同時に上手に扱おうとすることができてしまいます。むしろ、優しい人ほど、怒らせまい、混乱させまいと配慮し、より巧みに相手を「扱う」ようになっていく。</p>



<p class="wp-block-paragraph">では、私はなぜ、認知症をお持ちの方々をそんなに上手に「扱う」ことができていたのか。 それは、目の前の「人」への理解ではなく、認知症という「病態」についての知識と技術を身につけていたからです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">実は、記事を書きながら、ずっと引っかかっていたことがあります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">私はこれまで、「指示はひとつずつ」「声かけはゆっくりと」「はっきりした笑顔で」——などと、接し方の方法を周囲へ伝えてきました。 それらは間違いではないと思います。 むしろ必要なことです。適切な方法なしに安心感や愛情を伝えることはできません。 しかし、それらの知識と技術は「同じ人間として向き合う」という軸がなければ、「認知症の人」という顔のない一般化された「もの」の「取り扱い説明書」になってしまう。 その方がこれまで過ごしてきた彩り豊かな人生も、今抱えられている悩みも喜びも、人間性も、全てが「説明書」の行間から抜け落ちるのです。私たちの笑顔さえ、相手を思いどおりに動かすための便利な道具になりえます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">私たちは、自分たちの取り扱い説明書を読んだ人たちに「上手に扱われる」ことを、幸せと思うでしょうか。本望と思うでしょうか。自分の人生を生きていると思うでしょうか。</p>



<p class="wp-block-paragraph">確かに、知識や技術を身につけることは大切なことであり、必要不可欠なものです。 認知症の病態への理解なしに、認知症をお持ちの方の生きづらさと心情に歩み寄ることはできないでしょう。</p>



<p class="wp-block-paragraph">しかし、認知症をお持ちの方に同じ人間として向き合うことを忘れ、いつのまにか「もの」の延長として「扱う」こと。これは恐ろしいことだと、私は思います。</p>



<p class="wp-block-paragraph">あるとき私は、知らないうちに彼らを「もの」として見て、上手に扱おうとしている自分に気づかされました。 気づかせてくれたのは、他でもない、認知症と共に生きるご本人たちでした。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc2">第2章 当事者の声</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">第1章の終わりに、私はこう書きました。私が「もの」として人を扱っていたことに気づかせてくれたのは、認知症と共に生きるご本人たちだったと。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ある時私は、認知症の当事者の方が書かれた本を、ふと引き寄せられるように手に取りました。長谷川和夫先生の『ボクはやっと認知症のことがわかった』、藤田和子さんの『認知症になってもだいじょうぶ！』、佐藤雅彦さんの『認知症になった私が伝えたいこと』——。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そこに書かれていたのは、いわゆる専門書や教科書に述べられている認知症とはまったく違った「声」でした。とりわけ私の胸を打ったのは、長谷川和夫先生の言葉です。先生は、長いあいだ認知症医療の最前線で「外から」診てこられた医師でした。長谷川先生ご自身も認知症となり、認知症を「内から」見て、世の中に広まった認知症の誤解に満ちた偏見と、知られざる本質を悟られたのです。</p>



<blockquote class="wp-block-quote is-layout-flow wp-block-quote-is-layout-flow">
<p class="wp-block-paragraph"><span class="bold">何かを決めるときは、ボクたち抜きに物事を決めないでほしい。ボクたちを置いてけぼりにしないでほしいと思います</span></p>



<p class="wp-block-paragraph"><span class="fz-16px">『ボクはやっと認知症のことがわかった』長谷川和夫 著 より一部引用</span></p>
</blockquote>



<p class="wp-block-paragraph">これを読んで、心の奥でぎくりとしました。先生がおっしゃるようなことを絶対にしていないと、自信をもって言えなかったのです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ご本人を前に、まっさきにご家族に言葉をかけていなかったか？</p>



<p class="wp-block-paragraph">どうせわからないと思って、言葉を省いていなかったか？</p>



<p class="wp-block-paragraph">繰り返しの質問の裏の心をくみ取ろうとせず、面倒そうな態度をとっていなかったか？……</p>



<p class="wp-block-paragraph">私はこれまで「認知症」ばかりを見て、その「人」を見ていませんでした。学んでいたのは「認知症」という病態のことばかりで、私たちと同じ一人の人として接するという当たり前のことを、頭の隅に追いやってしまっていたのです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">藤田和子さんの言葉も、私の胸に深く残りました。藤田さんは、若くして認知症と診断されながら、当事者として声をあげ続けてこられた方です。</p>



<blockquote class="wp-block-quote is-layout-flow wp-block-quote-is-layout-flow">
<p class="wp-block-paragraph"><span class="bold">言動がおかしいから物事を理解できていないと判断するのはどうでしょうか。今まで認知症の人の思いを聴くということをしてきたでしょうか？ 認知症の人が自分の思いをもっているということを考えて接してきたでしょうか？</span></p>



<p class="wp-block-paragraph"><span class="fz-14px"><span class="fz-16px">『認知症になってもだいじょうぶ！』藤田和子 著 より一部引用</span></span></p>
</blockquote>



<p class="wp-block-paragraph">彼らは、決して「上手に扱われたい」とは望んでいませんでした。 望んでいたのは、価値の劣った人間というラベルを貼られることなく、ただ一人の「人間」として、声に耳を傾けてほしいということだったのです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">——けれど、正直に言えば、感情は動かされたものの、こうして本から受け取ったメッセージも、まだ頭で、知識としてとらえたにすぎませんでした。</p>



<p class="wp-block-paragraph">私が本当の意味で思い知ったのは、本のなかではなく、目の前のご本人と向き合ったときでした。「上手に扱いたい」と思っていた間は見えもしなかったものが、人として真正面から対したその途端、ありありと真実味をもって私の心に迫ってきたのです。ご本人の心の扉が開かれ、初めて同じひとりの人間として心に触れることができた。これまで「認知症」の人だと思っていた方が、認知症の「人」だったことに初めて気付かされ、無意識に固く固く築いていた「偏見」の壁が崩れる瞬間でもありました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そのことは、この記事の終わりで、ある女性のお話とともに書きたいと思います。</p>



<p class="wp-block-paragraph">その前に——専門家として学びに努めてきたはずの私が、この当たり前のことになぜ長い間気づけなかったのか。 次章では、そのことを考えてみたいと思います。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc3">第3章 学ぶほど、&#8221;わかったつもり&#8221;になっていた</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">私はかつて、介護現場の惨状を目撃していました。介護サービスを行う上で、疲れ果て余裕がないスタッフ。意に沿わないケアを受け、抵抗する利用者。お互いの求めるものは食い違い、利用者の笑顔のためのケアのはずがお互いに追い込まれ、幸せとはとても言えない状況でした。</p>



<p class="wp-block-paragraph">この状況を何とかするために、私は認知症関連の本を読みあさり、あらゆる勉強会に参加しました。私が認知症ケアに生涯をかけたいと決意したときでもあります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">脳の構造を学び、疾患の機序を学び、症状を学び、またご本人が安心できる関わりを学びました。特に、今も私が現場で使い続けているフランス発の認知症ケア技法「ユマニチュード」は、私の心に深く刺さりました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">印象に残っているのは、ユマニチュード発案者のイヴ・ジネスト氏の以下の言葉です。</p>



<blockquote class="wp-block-quote is-layout-flow wp-block-quote-is-layout-flow">
<p class="wp-block-paragraph"><span class="bold">攻撃的な認知症の患者さんなどいない。彼らはただ私たちが彼らを理解していないために行っている振る舞いから自分を守ろうとしているだけなのだ。あれは防御なのです。</span></p>



<p class="wp-block-paragraph"><span class="fz-16px">NHK クローズアップ現代 イヴ・ジネスト氏の言葉より 一部引用</span></p>
</blockquote>



<p class="wp-block-paragraph">ユマニチュードを自分のケアの中心に置き、疾患の特徴を踏まえてケアを行う。すると、いわゆる「困難事例」と言われる方々と関わりを築けるようになりました。ケアに抵抗される方々にも、スムーズにケア（リハビリや入浴、トイレ誘導など）を提供できるようになり、笑顔を増やすことができるようになっていったのです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「この知識や技術があれば、スタッフも利用者様もお互いに苦しまずに済む」</p>



<p class="wp-block-paragraph">そう思った私は、現場の介護・看護職の方々に発信を始めます。事業所の認知症ケア改革の始まりです。私は自主グループを法人内で立ち上げ、未熟なりにお互いに苦しまずに済むケアの啓発に明け暮れました。たくさんのスタッフの皆さんが支援してくださり、利用者様の笑顔を徐々にではありますが、確かに増やすことができたと思います。</p>



<p class="wp-block-paragraph">正しい疾患の知識を持ち、正しい関わりを学ぶことは、お互いに苦しみから抜け出る術だと確信しました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">しかし、私の心に一抹の違和感が残ったままでした。「ケアを知識と技法通りに提供すると、利用者は安心する。笑顔も増える。本当にこれだけでよいのだろうか。私はこのままでよいのだろうか」</p>



<p class="wp-block-paragraph">知識と技術が「認知症の取扱説明書」を使っているような感覚になり、何かとても大切なものを置き去りにしている気がしたのです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">これは、専門職だけの話ではないかもしれません。ご家族であるあなたもまた、良かれと思って学んだ「正しい接し方」に、いつのまにか縛られてしまうことがあるのではないでしょうか。これまでの人生を共に歩んだ「家族」が、名前のない「認知症の人」にすり替わっている瞬間はないでしょうか。</p>



<p class="wp-block-paragraph">誤解しないでいただきたいのは、それらの知識が間違いだったわけではない、ということです。 記憶やBPSDのしくみを知ることは、ご本人の置かれる状況と心のありかを知るのに必要不可欠です。背景を知ることは、「正しいケア」の基盤となり、不要な摩擦を減らします。私は今も、疾患の知識や技術を学ぶことの大切さを少しも疑っていません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ただ、私が読み漁った専門書のほとんどが「その人を、私たちと全く同じ一人の人間としてどう尊重するか。認知症を一つの個性として認め、いかに同じ目線で対話し、愛するか。認知症になったからといって、同じ人間として当たり前の願いを本当に諦めなければならないのか。認知症ケアとは、人間的な意味で何をすることなのか。」という根本的な問いには、答えてくれませんでした。</p>



<p class="wp-block-paragraph">今でこそ言えますが、いわゆる「扱い」が上達していった私はいつの間にか天狗になっていました。深い心の海の底をのぞこうともせず、「取り扱い説明書」を読んでひとりの人間を「わかった」と思い込んでいました。大きな過ちです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">知識は、その方の症状を説明してくれました。 けれど、その方自身に出会わせてはくれなかったのです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">この付きまとっていた違和感の正体を、私は一人の女性から教わることになります。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc4">第4章 症状という仮面に隠された「人」との本当の出会い</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">その女性は、はたから見ればいわゆる「問題のある」利用者でした。暴言・暴力・介護拒否・帰宅願望……。最初は私も、彼女を「問題」のある「患者」としてとらえていました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">しかし、偶然のきっかけから、彼女の隠された願いがぽろりと口から洩れるのを聞いた瞬間、私は雷に打たれたような衝撃を受けました。彼女は「問題」を起こしているわけではありませんでした。大切な人を想い、手を合わせたいのに、それがかなわず苦しみ続けていた、私たちと何も変わらない一人の女性だったのです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そして私は彼女に「認知症ケア」をしようとすることをやめました。 その方に泥臭くとも真正面から向き合い、彼女が本当に求めていることを叶えたいと心に決めたのです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">彼女の何に代えても叶えたかった願い、それは大切な人の仏前で手を合わせること、ただそれだけでした。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ご家族に相談し、ご自宅から位牌と遺影を持ってこさせていただきました。 そして一緒に、ほこりをかぶった位牌を丁寧に磨き、遺影を固く絞ったふきんで拭きました。少しずつ綺麗になっていくのを見ながら、その女性の表情も穏やかに変わっていきました。 大切な人が好きだった花を一緒に摘み、供え、一緒に手を合わせた瞬間、その女性は涙を止めどなく流されました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">私も一緒に泣きました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そのとき、女性はこう言われました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「ここまでしてくれてありがとう。 本当に、生きていてよかった。」</p>



<p class="wp-block-paragraph">私はその言葉を聞いた瞬間、認知症ケアの知識や技術、テクニックだけでは届かないものがあると痛感しました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">もちろん知識や技術は大切です。 しかし、木に例えるなら、それだけでは幹のない枝葉でしかないと思います。</p>



<p class="wp-block-paragraph">本当に大切なのは、「症状」の裏側にいる「その人」の心の声に耳を傾けること。目の前の人を&#8221;認知症の人&#8221;としてではなく、&#8221;一人の人間&#8221;としてとらえること。上手に扱うこと、問題が生まれないようにすることではなく、泥臭くてもその方の人生、その方の痛み、その方の願いに、心を向けることだと気付かされました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">私はこの経験を通して、認知症ケアとは「症状への対応」ではなく、「一人の人間として向き合うこと」なのだと教えられました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そしてこれは、特別な女性の、特別な話ではありません。あなたの目の前にいるその方の「困った行動」の奥にも、きっと、言葉にならない願いや、大切にしてきた何かが隠れているのだと思います。</p>



<p class="wp-block-paragraph">この女性のことは、「真逆の認知症ケア⑥」にも書きました。あちらは、私が彼女の本当の願いに気づいた日の記録です。よろしければ、あわせてお読みください。</p>



<p class="wp-block-paragraph">▶Instagram<span class="fz-16px"><a rel="noopener" href="https://www.instagram.com/p/DX4LTlhAbG5/?utm_source=ig_web_copy_link&amp;igsh=MzRlODBiNWFlZA==" target="_blank" title="">『真逆の認知症ケア⑥　認知症を外から見る ではなく 内から見る』</a></span></p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc5">終章 あと半歩、心の声に耳を澄ませて</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">ここまで、認知症をお持ちの方々を「上手に扱う」のをやめた日のことを話してきました。 けれど、正直に告白すると、私は今も、完全にやめられたわけではありません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">忙しさに追われた日、気づけば段取りを優先して、目の前の方を次に「対応」する相手として見ている自分がいます。たとえば、他のスタッフが見ている前で、『拒否の強い』利用者に技術を用いて応じさせ、周囲にケアのポイントを示したいと思う——そんな場面です。そのたびに、はっとして、立ち止まる。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「今の考えと行動は、本当に目の前の方のためか？」 「本当に愛と共感をもって向き合おうとしているか？」「目の前の方のためといいながら、自分の都合で動いていないか？」</p>



<p class="wp-block-paragraph">今はまだ、私の心の中から「偏見」を消し去ることはできず、「偏見」の心と向き合いつつ自問自答する日々です。 しかし大切なのは、自分の中にも確かに「偏見」があるのだと気付いていることなのだと、あの女性が教えてくれました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">私が今意識するようにしていることは、特別なことではありません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">自分の中に、知らないうちに「こちら側」と「あちら側」を分ける偏見の心があると、その都度気づくこと。その心のままに動こうとしている自分に気づいたら、態度と言葉を選び直し、相手へ、周囲へ、そして何より自分自身へ、行動で示すこと。振り返って誤りがあれば、次に生かすこと。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そうしながら、目の前の「今のその方」だけでなく、長い年月を生きてこられた、その延長線上にいる一人の「人」として見ようとすること。「症状」というレッテルを貼っていないか自分に問い、それを剥がして、行動の奥にある声に耳を澄ませること。「認知症」というだけでその方の持つ可能性を狭めず、一緒に隣を走りながら、引き出されうる力を信じること。</p>



<p class="wp-block-paragraph">私はこれらを普段から意識するようにしています。しかし、わかっていることと、その通り行動できることは別物です。心と体に染み込むまで、いつも自分に言い聞かせ、振り返り、行動し続ける必要があります。無意識にできるようになるまでは、まだ遠い道のりです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">けれど、そう心がけること自体は、難しいことではありません。 ただ、今の自分の心のありようを、半歩立ち止まり、見つめるだけです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">この長文の記事をここまで読んでくださっているあなたは、きっと、誰かを大切に思っているからこそ、ここまで読み進んでこられたのだと思います。あなたがあなたの大切な人へ向けている優しさと、今取っている行動を、どうか責めないでください。「上手に扱おう」としてしまうのは、いいかげんな人ではなく、むしろ一生懸命な人です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ただ、もし明日、目の前の方を「困った人」と思いかけたとき。その手前で、ほんの半歩だけ立ち止まってみてください。その半歩の先に、「認知症の人」ではなく、長い長い人生を生き抜いてきた一人の「人」がいます。そして、一生懸命に関わろうとしているあなたの姿が隣にいます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">もし、たった一つだけ持ち帰っていただけるなら——それは、この一つで十分だと思っています。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><span class="bold">一見「困った行動」のように見えるその裏側にいる、「認知症の人」ではない、大切な「その人」の心の声に、耳を澄ませてみること。</span></p>



<p class="wp-block-paragraph">私が今も心がけているのは、まとめるなら、ただそれだけなのです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">必要な知識を身に付け、「症状」の奥にある心に触れたとき、あなたが今お持ちの愛は、あなたの大切な人の心の器に、見えなくとも、反応がなくとも確かに注がれます。そしてこの先どんなことがあっても、あなたの大切な人は、そこに注がれたあなたの愛に支えられ続けます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">あなたがあなたの大切な人にできること、それは、正しい知識を身に付けること、そして「認知症」というラベルの奥に隠れた「人」の心の声に、耳を澄ませることです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">あなたの愛があなたの大切な方の心の器に注がれていることを想像してみてください。そして、あなたの愛を嬉しそうに受け取るその方の顔も。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そして、心の声に耳を澄ませるための、もう少し具体的な関わり方は、別の記事に少しずつ書いています。もしよろしければ、そちらの記事も覗いてみてください。</p>



<p class="wp-block-paragraph">▶<span class="fz-14px"><span class="fz-16px"><a href="https://ninchisho-consultation.com/want-to-get-home/" target="_blank" title="">教科書にはのっていない　認知症の方が「もう帰る！」を繰り返すときのポイント ３選</a></span></span></p>



<p class="wp-block-paragraph">▶<span class="fz-16px"><a href="https://ninchisho-consultation.com/repeat-same-thing/" target="_blank" title="">「さっき食べたのに‥」認知症の方が「ご飯まだ？」を繰り返すとき知っておいてほしいこと　4選</a></span></p>



<p class="wp-block-paragraph">私も、まだ学び続けている途中です。時々後戻りしてしまうこともありますが、一緒に、半歩ずつ進んでいけたら嬉しいです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">私がどんな道をたどってきたかは、<a href="https://ninchisho-consultation.com/profile/" target="_blank" title="">ルカについて</a>にも書いています。よろしければ、そちらもご覧ください。</p>



<p class="wp-block-paragraph">大変な介護の中、長文を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">あなたの大切な人だけでなく、他の誰よりもあなたご自身が自分を大切にすることができ、これからが少しでも笑顔の多いものになりますように。</p>



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<p class="wp-block-paragraph"></p><p>The post <a href="https://ninchisho-consultation.com/atsukau-yameta-hi/">認知症の方を”上手に扱う”のをやめた日</a> first appeared on <a href="https://ninchisho-consultation.com">ルカの認知症コンサルテーション</a>.</p>]]></content:encoded>
					
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		<title>子育てを認知症ケアに生かせる 子どもと認知症の方の驚くべき８つの共通点</title>
		<link>https://ninchisho-consultation.com/commonalities-between-children-and-people-with-dementia/?utm_source=rss&#038;utm_medium=rss&#038;utm_campaign=commonalities-between-children-and-people-with-dementia</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[ルカ]]></dc:creator>
		<pubDate>Sat, 19 Apr 2025 13:41:50 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[体験談とルカの視点]]></category>
		<category><![CDATA[認知症の症状・対応のヒント]]></category>
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					<description><![CDATA[<p>毎日の介護、お疲れ様です。 今日は、子どもと認知症をお持ちの方の驚くべき８つの共通点についてお話しします。 実は子どもと認知症をお持ちの方々の特徴は驚くほど共通点があります。 群馬医療福祉大学の作業療法士・山口智晴氏も、 [&#8230;]</p>
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										<content:encoded><![CDATA[<p class="wp-block-paragraph">毎日の介護、お疲れ様です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">今日は、子どもと認知症をお持ちの方の驚くべき８つの共通点についてお話しします。</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img fetchpriority="high" decoding="async" width="640" height="427" src="https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2025/03/31953829_s.jpg" alt="" class="wp-image-1242" srcset="https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2025/03/31953829_s.jpg 640w, https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2025/03/31953829_s-300x200.jpg 300w" sizes="(max-width: 640px) 100vw, 640px" /></figure>



<p class="wp-block-paragraph">実は子どもと認知症をお持ちの方々の特徴は驚くほど共通点があります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">群馬医療福祉大学の作業療法士・山口智晴氏も、子どもと認知症の方に多くの共通点が見られると指摘しています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">子育てをされてきた皆さんなら、この記事を読み共通点を知ることで、子育ての経験を認知症ケアに生かすことができるようになります。特に<strong>１番目・２番目・８番目の共通点は重要</strong>だと私は思います。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><span class="fz-14px"><span class="fz-16px"><span class="red">※認知症をお持ちの方を子ども扱いすることを勧めるものではありません。</span></span></span></p>



<p class="wp-block-paragraph"><span class="fz-12px">※<span class="fz-14px"><span class="fz-16px">以下の記事は、個人の見解を含みます。特定の病院・施設を批判する意図はありません。</span></span></span></p>




  <div id="toc" class="toc tnt-number toc-center tnt-number border-element"><input type="checkbox" class="toc-checkbox" id="toc-checkbox-4" checked><label class="toc-title" for="toc-checkbox-4">目次</label>
    <div class="toc-content">
    <ol class="toc-list open"><li><a href="#toc1" tabindex="0">相手の反応は自分を映す鏡</a></li><li><a href="#toc2" tabindex="0">自分がどう扱われているかに気付いている</a></li><li><a href="#toc3" tabindex="0">意味のないように見える行動に意味がある</a></li><li><a href="#toc4" tabindex="0">環境からの影響が大きい</a><ol><li><a href="#toc5" tabindex="0">子どもが環境から受ける影響</a></li><li><a href="#toc6" tabindex="0">認知症をお持ちの方が環境から受ける影響</a></li></ol></li><li><a href="#toc7" tabindex="0">自分の世界を大切にし、壊されると抵抗</a></li><li><a href="#toc8" tabindex="0">相手に寄り添い共感するとスムーズに関係が築ける</a></li><li><a href="#toc9" tabindex="0">必要としているのは「愛」と「役割」</a></li><li><a href="#toc10" tabindex="0">唯一の不幸は周囲による押し付け</a></li><li><a href="#toc11" tabindex="0">まとめ</a></li></ol>
    </div>
  </div>

<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc1">相手の反応は自分を映す鏡</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">子どもは大人が大声で注意すれば泣いて大声を出し、笑って一緒に遊べばとても機嫌が良くなりますよね。</p>



<p class="wp-block-paragraph">認知症の方も同じように、介護されているあなたの心に余裕がなければ不安で落ち着かなくなり、笑顔が多ければ笑うことが多くなります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">子どもや認知症の方でなくても反応はあると思いますが、特に子どもと認知症の方は鏡のようにこちらの状態をよりストレートに映します。</p>



<figure class="wp-block-image size-large"><img decoding="async" width="1024" height="768" src="https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2025/03/26174374-1-1024x768.jpg" alt="" class="wp-image-1245" srcset="https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2025/03/26174374-1-1024x768.jpg 1024w, https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2025/03/26174374-1-300x225.jpg 300w, https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2025/03/26174374-1-768x576.jpg 768w, https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2025/03/26174374-1-1536x1152.jpg 1536w, https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2025/03/26174374-1.jpg 1600w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<p class="wp-block-paragraph">ではなぜ子どもも認知症の方も、鏡のような反応をするのでしょうか。理由は２つあります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">1.<strong>理性より感情が強く働いているから</strong>・・子どもも認知症の方も、理性を司る脳の高度な機能を担う部分（前頭葉や大脳皮質）の働きは未発達または低下しており、逆に本能や感情を司る部分（大脳辺縁系）が強く働いています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そのため、周囲から受けた刺激に対しストレートに感情に表します。怒られれば怒るし、笑顔を向けられれば笑顔で返します。専門用語でいえば、「快刺激・不快刺激に対しストレートに感情で表出する」のです。</p>



<div style="height:7px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph">2.<strong>周囲に頼り生きている部分が大きいから</strong>・・また、子どもも認知症の方も、一人で生きていくことはできません。家族やまわりからの助けを得ながら生きている存在です。そのため、頼っている人（親または介護者）が心の余裕があり笑顔でいられるなら、安心します。逆に、頼っている人に余裕がなく頼ることができない状態なら、とても不安になります。頼っている人からの支えが大きい分、影響を受けやすいのです。</p>



<div style="height:10px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph">これらの２つの理由により、子どもも認知症の方も自分の鏡のような反応をするのです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">子どもに接するときも、認知症の方の介護をするときも、相手（子供や認知症の方）の方に目が行きがちです。しかし、自分の心の状態も一歩引いて見ておく必要があります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">相手が荒れているとき、実は自分の心に余裕がないからではないか？と立ち止まってみることも大切だと私は思います。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc2">自分がどう扱われているかに気付いている</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">子どもは自分が子ども扱いされていることに気付いています。どうせわからないだろうと小さなウソをつくと、鋭い突っ込みが入ったことが皆さんもあるのではないでしょうか。</p>



<p class="wp-block-paragraph">例えば、夜に子どもにお菓子を食べさせたくなくて「夜にお菓子を食べると虫歯さんに食べられちゃうよ」などと言うと「お父さんとお母さんは食べてるじゃん！私も食べる！」と言って怒ります。</p>



<div style="height:16px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph">実は認知症の方も、自分がどのように扱われているかを敏感に察知されています。「どうせわかっていないだろう」「どうせ聞こえていないだろう」と思って接していると、その接し方の違いにも実は気づかれているのです。ただ、他の人との接し方の違いに気付いていても、見える形で反応されることはほとんどありません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">反応がない理由は２つあります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">1.<strong>言葉にする能力が低下しているから</strong>・・接し方が違うことに気付いていても、言葉がついてこない場合があります。言葉での反応には、聞き取り、理解し、考え、それを言葉にするという過程があります。特に認知症になると、思ったことを言葉にするのが難しくなる傾向があります。「あれ」「それ」という言葉が多くなるのもそのためです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">2.<strong>周囲に気を遣っているから・・</strong>認知症の方々は、自分が「わからない人」「できない人」として扱われても、「自分はまわりに頼ってこれから生きていかなければならない」ことを心のどこかで理解しています。そして「まわりとの関係を悪くしたくない」とも思っています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">長谷川スケールを作り、自身も認知症になった医師 長谷川和夫氏も、以下のように述べられています。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><span class="marker-red">〝話していることは認知症の人にも聞こえているし、悪口を言われたり、ばかにされたりしたときの嫌な思いや感情は深く残ります。だから話をするときは注意を払ってほしいと思います。<br>認知症の人が何も言わないのは、必ずしもわかっていないからではないのです。”</span></p>



<p class="wp-block-paragraph"><span class="fz-12px">書籍「ボクはやっと認知症のことがわかった」　著：長谷川和夫　より一部引用</span></p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="1024" height="768" src="https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2025/04/8ff139dbbd7f3db2ee568adcd28db885.jpg" alt="" class="wp-image-1263" srcset="https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2025/04/8ff139dbbd7f3db2ee568adcd28db885.jpg 1024w, https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2025/04/8ff139dbbd7f3db2ee568adcd28db885-300x225.jpg 300w, https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2025/04/8ff139dbbd7f3db2ee568adcd28db885-768x576.jpg 768w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<p class="wp-block-paragraph">子どもや認知症の方と生活するとき、「子ども扱い」「認知症扱い」していないか振り返る必要があります。差別する気持ちは、無意識に言葉や行動を通して伝わってしまうのです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">例えばデイケアの説明を聞くときでも、本人にも気持ちを尋ねる必要があります。本人には話をせずに家族である皆さんにばかり説明している施設は、私は信頼できるとはいえないと思っています。利用する本人に意向を尋ねないのは、自然とは言えませんね。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><span class="fz-16px">関連リンク：<a href="https://ninchisho-consultation.com/how-to-choose-reliable-facility-for-dementia/" target="_blank" title="">後悔しないために！信頼できる認知症ケア施設選びのポイント３選</a></span></p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc3">意味のないように見える行動に意味がある</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">子どもが意味のわからない発言や行動をしていて、あとになってその意味がわかったという経験はありませんか？</p>



<p class="wp-block-paragraph">例えば、同じ遊びをえんえんと繰り返す、わざとものを落とす、ティッシュを次々に取り出すなど。これらは子どもの脳の発達の上で<strong>自分と環境のつながりを確かめよう</strong>としたり、<strong>法則を見つけよう</strong>とする知的好奇心からの行動だと言われています。「どうして？」と繰り返し質問するのも、世界に対する関心の高まりと意味を見つけようとする行動だと言われています。</p>



<div style="height:13px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph">一方で、認知症をお持ちの方にも意味のないように見える行動があります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">例えば、机をたたき続ける、「ご飯は？」など同じ質問を繰り返す、家にいながら「家に帰る」と言うなど。介護されている皆さんにとっては「どうして何度も同じこと言うの」「ここが家でしょ」と思ってしまうこともありますよね。</p>



<p class="wp-block-paragraph">机をたたき続けたり同じ質問を繰り返す<strong>繰り返し行動</strong>は<span class="bold-red">不安のあらわれ</span>とユマニチュード考案者のイヴ・ジネスト氏は言われています。同じ質問や行動を繰り返すことで自分を安心させようとしているのです。「今、不安だよ」という<span class="marker"><strong>隠れたメッセージ</strong></span>を伝えているのが繰り返し行動です。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>家にいながら「家に帰る」と言う</strong>のは、<span class="bold-red">今いる場所が安心できない</span>という隠れたメッセージを伝えていることがあります。この時、認知症の方がいう「家」とは「安心・安全な場所」「自分の役割があった場所」です。今自分がいる場所が安心・安全でなく役割もないと思っている場合、「家」に帰りたいと言うのです。</p>



<div style="height:11px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph">このように、理由は違いますが、子どもと認知症の方には意味のないように思える行動に隠れた意味があるという共通点があります。特に認知症の方の一見無意味に見える行動には<strong><span class="marker">隠れたメッセージ</span></strong>があると思って理由を考えてみるいうことも重要です。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc4">環境からの影響が大きい</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">ここでお話しする環境とは、<span class="bold-blue">物的環境</span>と<span class="bold-green">人的環境</span>のことです。物的環境とは、<span class="blue">住む家やトイレやテレビなど、生活空間にあるモノ</span>のことです。一方で、人的環境とは、<span class="green">人とのつながりの環境</span>のことです。</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="1024" height="768" src="https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2025/04/c40c103d848a432fe0d70433e02c7a13.jpg" alt="" class="wp-image-1261" srcset="https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2025/04/c40c103d848a432fe0d70433e02c7a13.jpg 1024w, https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2025/04/c40c103d848a432fe0d70433e02c7a13-300x225.jpg 300w, https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2025/04/c40c103d848a432fe0d70433e02c7a13-768x576.jpg 768w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc5">子どもが環境から受ける影響</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">子どもが育つ上で環境からの影響は大きいことは、子育てをされてきた皆さんは納得されるのではないでしょうか。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><span class="bold-blue">物的環境</span>では、大きな音が聞こえると過剰に驚いたり、目を引くものがあるとすぐに注意が逸れたり。逆に集中して遊べる環境を整えると、親が驚くほど能力を発揮することもありますよね。</p>



<p class="wp-block-paragraph">一方で、子どもが育つ上での<span class="bold-green">人的環境</span>も非常に重要です。<span class="marker-under-red">人的環境が非常によくないとどうなるか</span>、ひとつの例を挙げます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">1980年代、ルーマニアでは親に捨てられた膨大な数の子供たちが劣悪な環境の孤児院で非人間的な扱いを受けていました。60人の孤児に対し、寮母はたったの1人。ここでは、優しく手を握られることも、笑顔で目線を合わせられることも、優しく声をかけられることもないまま、人とのつながりが抜け落ちた状態となっていました。</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="1024" height="679" src="https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2025/04/GettyImages-741623-1600x1061-1-1024x679-1.jpg" alt="" class="wp-image-1262" srcset="https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2025/04/GettyImages-741623-1600x1061-1-1024x679-1.jpg 1024w, https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2025/04/GettyImages-741623-1600x1061-1-1024x679-1-300x199.jpg 300w, https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2025/04/GettyImages-741623-1600x1061-1-1024x679-1-768x509.jpg 768w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /><figcaption class="wp-element-caption">食事をする孤児院の子供たち<br>Photo: Cynthia Johnson / Liaison</figcaption></figure>



<p class="wp-block-paragraph"><span class="fz-14px">参考：<a href="https://courrier.jp/news/archives/207445/">COURRINER JAPAN 排せつ物まみれでネグレクト「不潔で不気味で老人のような子供たち」…虐待された「ルーマニアの孤児」の40年後を訪ねて</a></span></p>



<p class="wp-block-paragraph">表情は乏しくなり、頭をしきりに揺らしたり、うめいたり。これらの子供には、脳（前頭葉：人間らしさを司る部分）の萎縮が見られたそうです。しかし、養子となり人間らしい扱いを受けるようになった子供は、上のような症状はなくなりました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">このように、人的環境が非常によくなかった子どもは、異常な状態を示しています。</p>



<div style="height:19px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc6">認知症をお持ちの方が環境から受ける影響</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">認知症をお持ちの方も、環境から大きな影響を受けます。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><span class="bold-blue">物的環境</span>では、例えば<span class="red">騒がしい場所</span>や<span class="red">床の模様</span>なども不安感を高めてしまうと言われています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">認知症の語り部 クリスティーン・ブライデン氏は騒がしい環境について以下のように話しています。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><span class="marker-red">&#8220;ショッピングセンター、診療所、ディケアのようなところに行くと、ラジオやテレビの音、電話の鳴る音、人の話し声などの雑音があり、人の往き来が激しい。それはまるで泡だて器のように頭の中をかき混ぜてしまう。<strong>私たちが静かに暮らせるようにしてください</strong>”</span></p>



<p class="wp-block-paragraph">大音量のテレビの前で過ごすなど大きな音が聞こえ続ける環境にいると、脳が疲れて働きづらくなることがあります。パソコンに例えると、たくさんの情報が入り過ぎて動かなくなってしまうイメージでしょうか。そのような状態になると、イライラしたりその場を離れたくなったりすることもあります。私たちが思う以上に、認知症の方の脳は疲れやすいのです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">認知症をお持ちの方々には、<span class="bold-blue">静かな環境</span>が一番安心できます。ただ、「静かな環境にして」と直接言うことができないことが多く、落ち着かなくなったり「帰りたい」と言うといった形で表現されることが多いです。気を遣うことができたらいいですね。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><span class="fz-16px">関連リンク：<a href="https://ninchisho-consultation.com/silent-environment/" target="_blank" title="">TVの音量は大きすぎませんか？認知症の方に騒がしい環境がNGな本当の理由</a></span></p>



<p class="wp-block-paragraph">また、認知症になると、床の模様も立体的に見えることがあります。</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="515" height="344" src="https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2025/03/image.jpg" alt="" class="wp-image-1250" srcset="https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2025/03/image.jpg 515w, https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2025/03/image-300x200.jpg 300w" sizes="(max-width: 515px) 100vw, 515px" /></figure>



<p class="wp-block-paragraph">私たちはこのような床の模様があっても、気にすることは少ないかもしれません。しかし、模様が立体的に見えると歩くのが不安になり、足がすくむことがあります。気付かない私たちにとっては「どうして早く歩かないの？」と思うこともあるかもしれませんね。歩く力があっても、様々な環境から歩く速さが遅くなったり止まってしまったりすることもあるのです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">音や床の模様以外にも、様々な物的環境からの影響があります。例えば、ピンク色の照明が安心感を高めたり、トイレを目印で分かりやすく示したりすることで生活しやすくもなります。</p>



<div style="height:7px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph">認知症をお持ちの方にとって、<span class="bold-green">人的環境</span>もとても重要です。人とのつながりが欠けている場合、認知症をお持ちの方もルーマニアの孤児院の子どものような状態になるとユマニチュード考案者のイヴ・ジネスト氏は述べています。ジネスト氏は孤児院での例を引用して、認知症をお持ちの方に対しても、ひとりの人としてつながりを保てる接し方をすることが重要だと述べています。</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="1024" height="768" src="https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2025/04/c14b515b397699e8808031da22d912b4.jpg" alt="" class="wp-image-1260" srcset="https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2025/04/c14b515b397699e8808031da22d912b4.jpg 1024w, https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2025/04/c14b515b397699e8808031da22d912b4-300x225.jpg 300w, https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2025/04/c14b515b397699e8808031da22d912b4-768x576.jpg 768w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<p class="wp-block-paragraph">イヴ・ジネスト氏はユマニチュードという認知症ケアの技法の中で<strong>４つの柱</strong>というポイントを挙げています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「見る」「話す」「触れる」「立つ」という４つのポイントを押さえて接することで、<span class="bold-blue">あなたのことが大切です</span>というメッセージを伝えることができます。</p>



<div style="height:15px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph">子供にとっても認知症をお持ちの方にとっても、環境から受ける影響は大きいといえます。特に、人とのつながりは必要なものです。「誰からも必要とされていない」と感じられる環境に置かれれば、生きる気力を失っていきます。まるで誰からも水をあげられない植物のように。</p>



<p class="wp-block-paragraph">↓リンクでは、人とのつながりの大切さをまとめています。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><span class="fz-16px">関連リンク：<a href="https://ninchisho-consultation.com/important-points-of-ninchisho/" target="_blank" title="">ルカの認知症コンサルテーション　大切なPOINT</a></span></p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc7">自分の世界を大切にし、壊されると抵抗</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">子どもが少しでも自分のやりたいようにできないと、泣いて怒った経験はありませんか？</p>



<p class="wp-block-paragraph">例えば、ご飯の時いつもあるおかずがないとか、いつも着ているパジャマが洗濯していて着られないとか。</p>



<p class="wp-block-paragraph">子どもにとっては愛着のあるものを自分の一部としてとらえていたり、いつも通りの流れでないと不安を覚えたりします。環境と自分のさかい目がはっきりしていないためです。自分と環境とのつながりを確かめようと、いろいろな遊びをしますよね。</p>



<div style="height:10px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph">認知症の方もまた、自分の生活の中で<strong>築き上げてきた習慣</strong>や<strong>慣れ親しんだ環境</strong>を大切にしています。加えて、変化に適応する力も低下しています。例えば、いつも通りの行動（いつもの時間にいつもの食事をする、いつもの順番・道具で風呂に入る）が急に変わったとき、混乱や不安を感じることがあります。このようなときにいわゆる「介護拒否」という状態になり、皆さんは困ってしまうことがあるかもしれません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">認知症をお持ちの方々の<span class="bold-red">介護拒否</span>は、安心できる習慣や環境を守り<strong>自分を安心させようとしている自然な反応</strong>なのです。</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="1024" height="768" src="https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2025/04/e1f095abbef55c18318b55d533e66f87.jpg" alt="" class="wp-image-1259" srcset="https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2025/04/e1f095abbef55c18318b55d533e66f87.jpg 1024w, https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2025/04/e1f095abbef55c18318b55d533e66f87-300x225.jpg 300w, https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2025/04/e1f095abbef55c18318b55d533e66f87-768x576.jpg 768w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<p class="wp-block-paragraph"><br>子供と認知症の方は自分の世界や習慣を大切にし、それが壊されると強い抵抗を示すという共通の特徴があります。このような行動は、子どもにとっても認知症をお持ちの方にとっても、自分の心を守るための必要で自然な反応です。私たちが思う以上に馴染みの習慣と環境に頼って生きられていることを知っておくと、安心して過ごすサポートができます。<strong>いつもの時間・いつもの場所・いつもの順番・いつもの道具</strong>など、「いつも通り」を大切にするちょっとした気遣いで「介護拒否」のような状態にならなくて済むかもしれません。馴染みの習慣・環境は、不安が多い毎日の<span class="bold-blue">心のより所</span>なのです。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc8">相手に寄り添い共感するとスムーズに関係が築ける</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">親のいうことを子どもに聞かせようとして、逆にうまくいかなかった経験はありませんか？例えば、遊びに夢中で夜更かししている子どもに「早く寝なさい！」といっても寝てくれないことはよくありますよね。そんな時、「この遊びが楽しかったのね」とよく話を聞いてから寝ることを勧めると、言うことを聞いてくれることがあります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">子どもは自分の考えを言葉にすることが未熟です。自分の気持ちを言葉で表し、共感してもらうことを子どもは求めています。気持ちに寄り添い共感することが、子どもの安心感を高めて信頼関係を築くうえで大切なのです。</p>



<div style="height:16px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph">一方で、認知症をお持ちの方も自分の気持ちを言葉で表すことが難しくなります。「なかなか自分の気持ちを言葉にできず、わかってもらえない」という気持ちを抱えられることが多くなります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">加えて、認知症は<span class="bold">だんだん大きくなる<span class="marker-red">うまくいかなさ</span></span>があり、認知症をお持ちの方はいつも<strong>不安</strong>とともに過ごされています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">認知症の語り部であるクリスティーン・ブライデン氏は日常の苦労と不安について、以下のように話しています。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><span class="marker-red">”</span><span class="marker-red">頭の中全体にぼんやりと霧がかかっていて、何をするにも大変な努力とコントロールが必要だ。大変な努力を払わなくては、いつも間違えてしまう。</span></p>



<p class="wp-block-paragraph"><span class="marker-red">心の中では、まるで爪を立てて絶壁に張り付いているように感じている。”</span></p>



<p class="wp-block-paragraph"><span class="fz-12px">書籍『私は誰になっていくの？』　著：クリスティーン・ブライデン　訳：桧垣陽子　より一部引用</span></p>



<p class="wp-block-paragraph">このように、認知症当事者から見た世界は、まわりには気付かれにくい不安と生きづらさがあります。さらに、言葉にする能力が低下しているため、自分の気持ちを伝えることも難しくなります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">完全に認知症をお持ちの方の気持ちを理解することはできません。しかし、共感しようとする姿勢で接することで安心感を高め、信頼関係を築くことができます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">森ノ宮医療大学教授の松下太氏も、認知症をお持ちの方と接するときに最も大切なポイントは<span class="bold-blue">共感的理解</span>だと述べています。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><span class="fz-12px">参考資料：講座『「その人らしさ」を考える！認知症のある方へのリハビリテーション』より</span></p>



<p class="wp-block-paragraph">私たちが知らない不安や生きづらさが認知症にはあるという気持ちをもって接するだけで、こちらの話にも耳を傾けてくれることがあります。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc9">必要としているのは「愛」と「役割」</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">子どもにもっとも必要なものは「愛」ということは、子育てされてきた皆さんなら共感していただけるのではないでしょうか。また、「子どもだからできない」と接するのではなく「これをお願いできる？」と頼むと生き生きとチャレンジすることもありますよね。</p>



<p class="wp-block-paragraph">子どもは子ども扱いされることを望んでいません。子どもであっても愛を求め、また大人と同じように役割を担うことを求めています。道具をとるなどの小さな仕事でも、それがお父さん・お母さんの役に立ち「ありがとう」と感謝の言葉をかけられたら、キラキラした笑顔を見せてくれますよね。</p>



<p class="wp-block-paragraph">子供にとって「愛」と「役割」は生きる上で必要なもので、これらが満たされると精神状態が安定し自己肯定感（自分で自分を大丈夫だと信じること）がはぐくまれます。</p>



<div style="height:8px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph">一方、認知症をお持ちの方も、愛を必要としています。認知症になると、<span class="bold-red">これまでの自分が崩れていくような感覚を感じる</span>と言われています。そのため孤独感や不安感を抱え、さらにその<span class="bold-red">苦しみがまわりにわかってもらえない辛さ</span>も抱えられています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そんな不安な状況の中で愛情に満ちた関わりがあることで、安心感を得られます。例えば、皆さん家族や介護者からのあたたかい言葉やハグなど。認知症になればひとりでは生きてはいけません。まわりからの愛を感じることで、生きていく安心感を得られるのです。まるで荒波の中の船がしっかりしたイカリにつながれるように。</p>



<p class="wp-block-paragraph">認知症ケアの最も大切な考え方とされているパーソンセンタードケアでも、愛はどんなに重度の認知症の方であってもだれもが求めているものとして中心に置かれています。</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="1024" height="768" src="https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2025/04/22b2003aba61ee2979d9e99ec4127d94.jpg" alt="" class="wp-image-1267" srcset="https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2025/04/22b2003aba61ee2979d9e99ec4127d94.jpg 1024w, https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2025/04/22b2003aba61ee2979d9e99ec4127d94-300x225.jpg 300w, https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2025/04/22b2003aba61ee2979d9e99ec4127d94-768x576.jpg 768w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /><figcaption class="wp-element-caption">イギリスのトムキッドウッドが提唱したパーソンセンタードケアでは、５つの花びらの中心にくるものが愛とされています。</figcaption></figure>



<p class="wp-block-paragraph"></p>



<p class="wp-block-paragraph">認知症の方もまた子どもと同じように、役割を求められています。認知症だから「できない」「わからない」と思われることで、これまで任されてきた仕事や役割を失っている方も多くいらっしゃることでしょう。</p>



<p class="wp-block-paragraph">しかし、想像してみてください。「できない」と思われて、自分がやってきた役割を代わりにやってもらったり手伝われたりすることを。それも一つの苦しみとなることがあります。それは子どもでも認知症をお持ちの方でも、私たちでも同じことです。役割を任されることは生きる力につながり、役割を奪われることは苦しいのです。役割がなくなった人間は生きる気力を失い、自分のことを役に立たない人間だと思うようになります（自己肯定感の低下）。</p>



<p class="wp-block-paragraph">逆に、家庭内での小さな仕事（食事の準備や簡単な掃除など）をお願いすることで、自分を「生きていても良い」と感じることができるようになります。</p>



<div style="height:8px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph">以下は認知症当事者である吾郷源市氏の方の言葉です。↓</p>



<div style="height:6px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph"><span class="marker-red">&#8220;最近物忘れをするようになった　　物忘れは悪いことです　　情けないことです</span></p>



<p class="wp-block-paragraph"><span class="marker-red">～中略～　早く死にたいです　　それほどもの忘れはつらいです</span></p>



<p class="wp-block-paragraph"><span class="marker-red">～中略～　することを言ってもらえたらまだやれる　　何もすることがないから死んでも良いと思う</span></p>



<p class="wp-block-paragraph"><span class="marker-red">することが有ればまだまだ長生きしても良い”</span></p>



<p class="wp-block-paragraph"><span class="fz-12px">手記『長生きしても良い』　著：吾郷源市　より一部引用</span></p>



<div style="height:4px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph">自分が役立っていると感じることは、認知症をお持ちの方にとって極めて重要なのです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">加えて、<strong>失敗しても指摘しない</strong>ことも重要です。例えば、皿洗いをお願いして、洗い残しがあったとします。洗い残しが多いと言いたくなりますよね。でも、ご本人が「仕事をやれた」と感じられることが一番大切です。あとでそっと洗いなおせばよいのです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">認知症になれば、失敗を指摘されることだらけになります。忘れていることを指摘され、できていたことができていないと指摘され、自信を失っていきます。そんな中で、「洗いものを任されて役に立てた」ということは、事実は忘れても<strong>感情記憶</strong>は確かに残り、ご本人を支えます。</p>



<div style="height:13px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph">このように、愛と役割は子どもにとっても認知症をお持ちの方にとっても、生きる上で大切なものなのです。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc10">唯一の不幸は周囲による押し付け</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">子どもの頃、暗くなって見えなくなるまで公園で遊んだ経験はありませんか？でも、大人になれば「そろそろ帰ってご飯を食べないと」とか「寝るのが遅くなる」などとあれこれ考えてしまいますよね。</p>



<p class="wp-block-paragraph">子どもは「今」を大切に生きています。頭の中では今一瞬一瞬の感覚や感情でいっぱいです。例えば、砂場の砂の感触や、夕暮れ時の空気感、楽しさ、走る爽快感・・。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><span class="bold-blue">過去や未来にとらわれず今の感覚だけに集中することは、幸福度が高い</span>といわれています。これを<strong><span class="bold-blue">マインドフルネス</span></strong>の状態と言います。私たちでも仕事やスポーツに集中して、気付いたら時間が過ぎていた経験がありますよね。そんな時は、過去の後悔や未来への不安から解放されているといえます。子どもが夢中で遊んでいるときは、とても幸せな心でいられていると言えるのです。</p>



<div style="height:9px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph">しかし、子どもが遅くまで泥だらけで遊んでいると、親は「寝るのが遅くなる」「こんなに汚したら洗濯が大変」などと言ってしまいますよね。親と子どもは住んでいる世界が違うとも言えます。さらに「遊んでばかりいないで勉強しないと」とか「そんなんじゃ将来困るよ」とか、親の世界の価値観を子どもに求めていきます。それは<ruby>躾<rt>しつけ</rt></ruby>で仕方がないことでもありますが、いつも今だけに集中できていたマインドフルネスの状態は失われていきます。そして過去や未来のことが常に頭に入り込むようになり、大人の思考になっていくのです。</p>



<div style="height:12px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph">一方で、認知症をお持ちの方も子どもと同じような状況にあります。特にアルツハイマー型認知症では、過去の記憶が抜け落ち、また未来を予測する能力も低下してきます。そのため「今」一瞬一瞬を生きるマインドフルネスの状態に近づいていきます。その時に嬉しい・悲しいという感覚や心の動きで、頭の中は一杯なのです。加えて、私たちのように対人関係に気を遣いすぎることもありません。思ったことをストレートに口に出すことも増えます。これらを医学的には認知機能障害という見方もできますが、<span class="bold-blue">認知症をお持ちの方は過去にも未来にもとらわれず幸福度は高くなりやすい</span>状態でもあると私は考えています。</p>



<div style="height:10px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph">しかし、なぜ認知症になると苦しいと言われるのでしょうか。それは、ひとつに周囲からの価値観の押し付けがあるからです。認知症になり失敗がみられるようになると、「私たちと同じようにできない人」といった見方をされるようになります。<span class="bold-red">失敗を指摘されたり、「できない人」「わからない人」として扱われる</span>ようになり、扱いの違いにご本人も気付きます。さらに、私たちと同じようにできるよう、やり方を教えられたり注意されたりしながら過ごし続けることになります。例えば、薬を飲み忘れていると言われたり、ゴミ出しの日が違うと言われたり、行事の日を忘れていることを指摘されたり、同じものを買ってこないでと言われたり。</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="1024" height="768" src="https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2025/04/95b26cd0790107b2f4b2a5825fd39bcc.jpg" alt="" class="wp-image-1268" srcset="https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2025/04/95b26cd0790107b2f4b2a5825fd39bcc.jpg 1024w, https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2025/04/95b26cd0790107b2f4b2a5825fd39bcc-300x225.jpg 300w, https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2025/04/95b26cd0790107b2f4b2a5825fd39bcc-768x576.jpg 768w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /><figcaption class="wp-element-caption">認知症がない人：アンパン　認知症の方：ドーナツ　と例えると、おたがいに違っていてもよいのに指摘しているように見えます。ドーナッツは穴が空いていても、アンパンと違ったおいしさがありますよね。</figcaption></figure>



<p class="wp-block-paragraph">この価値観の押し付けを、私はドーナツとアンパンに例えます。</p>



<ul class="wp-block-list">
<li>ドーナツ　⇒　認知症をお持ちの方</li>



<li>アンパン　⇒　認知症ではない人</li>
</ul>



<p class="wp-block-paragraph">このように例えると、アンパンから見ればドーナツは穴が空いているし、あんこも入っていません。「なぜアンパンにあるものがないのか（認知機能や生活能力）」と指摘したくなります。しかし、ドーナツはアンパンと比べるから「穴が空いている」「あんこが入っていない」と言われるのであって、ドーナツにはドーナツのおいしさ（個性と能力）がありますよね。比べなければ、劣っているなどと言われることはないのです。その偏見や価値観の押し付けが、認知症をお持ちの方々を苦しめる要因となっています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">戸田中央総合病院メンタルヘルス科 元部長　上田諭氏は、著書「治さなくてよい認知症」の中で以下のように述べられています。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><span class="marker-red">”脳神経障害がいまだわずかな初期から中期に生じるBPSDとは、かなりの部分が環境や周囲に対するネガティブな反応である。周囲が無理解だったり認知症を受容できていなかったりすることが、本人の自尊心を傷つける接し方となりやすく、その反応症状として不機嫌や易怒性などが引き出される。”</span></p>



<p class="wp-block-paragraph"><span class="fz-12px">書籍「治さなくてよい認知症」　著：上田諭　出版：日本評論社　より一部引用</span></p>



<p class="wp-block-paragraph">BPSDとは行動・心理症状のことで、わかりやすく例えば大声を出したり、介護に抵抗したりといった行動を指します。要するにこのような行動は、例えるならドーナツに対してアンパンのようにふるまうことを押し付けることの反発として起きるのです。「ドーナツはドーナツのままでいい」とありのままを認め、アンパンと比べて無いものを求めなければ、ドーナツ（認知症をお持ちの方）は幸せになれると私は考えます。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc11">まとめ</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">今回は、子どもと認知症をお持ちの方の驚くほど多い共通点８選をお話ししました。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>・・子どもと認知症の方の共通点８選・・</strong></p>



<ol class="wp-block-list">
<li><strong>相手の反応は自分を映す<span class="bold-blue">鏡</span></strong></li>



<li><strong>自分がどう扱われているかに気付いている</strong></li>



<li><strong>意味のないように見える行動に<span class="bold-blue">意味</span>がある</strong></li>



<li><strong>環境からの影響が大きい</strong></li>



<li><strong>自分の世界を大切にし、壊されると<span class="bold-red">抵抗</span></strong></li>



<li><strong>相手に寄り添い<span class="bold-blue">共感</span>するとスムーズに関係が築ける</strong></li>



<li><strong>必要としているのは<span class="bold-blue">愛</span>と<span class="bold-blue">役割</span></strong></li>



<li><strong>唯一の不幸は周囲による<span class="bold-red">押し付け</span></strong></li>
</ol>



<p class="wp-block-paragraph">確かに、子どもと認知症をお持ちの方は年齢も発達過程も全く違い、共通点があると言うことができないという意見もあるでしょう。異なっている部分が多いことは間違いありません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ただ、私の経験的には子どもと認知症をお持ちの方への接し方に共通部分が非常に多いことを感じています。</p>



<div style="height:7px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph">なぜ共通点が多いと考えられるのか、理由は２つあります。</p>



<ol class="wp-block-list">
<li> <strong>脳の機能面で共通点があるから</strong>・・ 前頭葉や大脳皮質など高度な機能を担う部分は私たちに比べて未発達または衰えており、本能や感情を司る大脳辺縁系が強く働いていることがあげられます。</li>



<li><strong>私たち自身が純粋な反応を失っているから・・</strong> 子どもや認知症の方は“今”を純粋に生き、目の前のことに笑い、怒り、涙を流します。一方で、私たちは人間関係や損得を考え、過去や未来にとらわれ、生き物として不自然な反応をすることが多いのです。</li>
</ol>



<p class="wp-block-paragraph">２つ目の理由から、私たちが子どもや認知症の方を「何も分かっていない」と見下すのは間違いだと言えます。 実は彼らのほうが多くを感じ、見て、本来の人間らしさを備えている。さらには、幸福に近い存在なのではないかと私は思います。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ただし、一つだけ不幸な要因があります。８つ目の共通点でお話ししましたが、私たちが彼らを「何も分かっていない」と憐れみ、差別的に扱うことです。子供も認知症をお持ちの方も最も幸福に近い存在にもかかわらず、扱いを区別され私たちの価値観を押し付けられることが生きづらさとなる点が、私が強調したいことです。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>子どもも認知症をお持ちの方も、ありのままを認め、気持ちを汲み取り、失敗を指摘せず、愛をもって関わりながら、必要とされる役割をもてるようにする。</strong>これこそ、子育てにも認知症ケアにも通じる極意であると私は思います。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そして、子育てと同じように、介護にも終わりがあります。終わりを迎えた後もあなたの人生が燃え尽きることなくご自分の人生を生きられますように。<br>関連リンク：<a href="https://ninchisho-consultation.com/dementia-remaining-life/" target="_blank" title="">4大認知症の「余命」とは？ 種類別の寿命と影響因子をわかりやすく解説</a></p>



<div style="height:15px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph">最後まで読んでいただきありがとうございました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">この記事が少しでもあなたのお役に立てたら幸いです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">あなたとあなたの大切なご家族の今後が、笑顔の多いものになりますように。</p>



<p class="wp-block-paragraph"></p><p>The post <a href="https://ninchisho-consultation.com/commonalities-between-children-and-people-with-dementia/">子育てを認知症ケアに生かせる 子どもと認知症の方の驚くべき８つの共通点</a> first appeared on <a href="https://ninchisho-consultation.com">ルカの認知症コンサルテーション</a>.</p>]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>後悔しないために！信頼できる認知症ケア施設選びのポイント３選</title>
		<link>https://ninchisho-consultation.com/how-to-choose-reliable-facility-for-dementia/?utm_source=rss&#038;utm_medium=rss&#038;utm_campaign=how-to-choose-reliable-facility-for-dementia</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[ルカ]]></dc:creator>
		<pubDate>Sat, 11 Jan 2025 22:25:47 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[介護のストレスと気持ちの整理]]></category>
		<category><![CDATA[余命・診断・治療のこと]]></category>
		<category><![CDATA[体験談とルカの視点]]></category>
		<category><![CDATA[後悔しない介護]]></category>
		<category><![CDATA[認知症家族サポート]]></category>
		<category><![CDATA[デイサービス選び]]></category>
		<category><![CDATA[老人介護保健施設]]></category>
		<category><![CDATA[安心できる介護施設]]></category>
		<category><![CDATA[認知症対応スタッフ]]></category>
		<category><![CDATA[認知症ケア]]></category>
		<category><![CDATA[家族に優しい施設]]></category>
		<category><![CDATA[介護施設選び]]></category>
		<category><![CDATA[信頼できる施設]]></category>
		<category><![CDATA[家族介護]]></category>
		<category><![CDATA[施設選びのポイント]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://ninchisho-consultation.com/?p=1208</guid>

					<description><![CDATA[<p>毎日の介護、お疲れ様です。 あなたは、大切な認知症を持っている家族が利用する施設（介護老人保健施設，デイケア，デイサービス，病院等）を選ぶ際に、すぐに決めることはできますか？ いいかげんな施設は選びたくないですし、信頼で [&#8230;]</p>
<p>The post <a href="https://ninchisho-consultation.com/how-to-choose-reliable-facility-for-dementia/">後悔しないために！信頼できる認知症ケア施設選びのポイント３選</a> first appeared on <a href="https://ninchisho-consultation.com">ルカの認知症コンサルテーション</a>.</p>]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p class="wp-block-paragraph">毎日の介護、お疲れ様です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">あなたは、大切な認知症を持っている家族が利用する施設（介護老人保健施設，デイケア，デイサービス，病院等）を選ぶ際に、すぐに決めることはできますか？</p>



<p class="wp-block-paragraph">いいかげんな施設は選びたくないですし、信頼できるところを選びたいと思うはずです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">でも、<span class="marker-red">信頼できるような施設かどうかどこを見て判断すればいいか難しい</span>と思ったことはありませんか？</p>



<p class="wp-block-paragraph">今日は、私が経験の中から独断と偏見で、信頼のおける施設選びの見るべきポイントを３つお伝えしたいと思います。</p>



<p class="wp-block-paragraph">※以下の記事は、個人の見解を含みます。特定の病院・施設を批判する意図はありません。</p>




  <div id="toc" class="toc tnt-number toc-center tnt-number border-element"><input type="checkbox" class="toc-checkbox" id="toc-checkbox-6" checked><label class="toc-title" for="toc-checkbox-6">目次</label>
    <div class="toc-content">
    <ol class="toc-list open"><li><a href="#toc1" tabindex="0">対応スタッフは認知症の本人にどんな態度を取っているか</a><ol><li><a href="#toc2" tabindex="0">視点①　認知症ご本人に話しかけているか</a></li><li><a href="#toc3" tabindex="0">視点②　認知症ご本人にどのような言葉遣いをしているか</a></li></ol></li><li><a href="#toc4" tabindex="0">談話室ではテレビ以外の活動を提供しようとしているか</a></li><li><a href="#toc5" tabindex="0">挨拶はどのくらいされるか</a></li><li><a href="#toc6" tabindex="0">まとめ</a></li></ol>
    </div>
  </div>

<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc1">対応スタッフは認知症の本人にどんな態度を取っているか</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">見るべきポイントの一つ目は、<span class="bold">本人にどんな態度を取っているか</span>です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">見学に行くと、施設のスタッフが面談をされると思います。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc2">視点①　認知症ご本人に話しかけているか</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">そのときに家族にばかり話しかけて、認知症をお持ちの本人に話しかけないスタッフが対応していると、私はNGだと思います。</p>



<p class="wp-block-paragraph">なぜなら、本人を話に入れない施設のスタッフは</p>



<div style="height:11px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph"><span class="bold-red">「認知症の人に説明</span><span class="bold-red">し</span><span class="bold-red">てもどうせわからないから」</span></p>



<div style="height:10px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph">と思っている可能性が高いからです。</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="1024" height="768" src="https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2025/01/861df3164640d6ac03c525685698e953.jpg" alt="" class="wp-image-1216" srcset="https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2025/01/861df3164640d6ac03c525685698e953.jpg 1024w, https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2025/01/861df3164640d6ac03c525685698e953-300x225.jpg 300w, https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2025/01/861df3164640d6ac03c525685698e953-768x576.jpg 768w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<p class="wp-block-paragraph">その施設は誰が利用するのでしょうか？</p>



<p class="wp-block-paragraph">認知症をお持ちのご本人です。その本人に説明せず、家族にばかり説明している対応スタッフは、家族を中心に考えています。本人の気持ちに耳を傾ける姿勢が足りないと言わざるを得ないでしょう。</p>



<p class="wp-block-paragraph">もし認知症により理解が難しいのであれば、わかりやすい言葉を選ぶことで本人にも伝わるように工夫できるはずです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">本来、施設の説明とは、施設を使うかもしれない本人にするものです。家族にばかり説明するスタッフには、本人を中心にしようとする姿勢が見られないと私は考えます。</p>



<div style="height:12px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc3">視点②　認知症ご本人にどのような言葉遣いをしているか</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">認知症をお持ちのご本人に、スタッフはどのような言葉遣いをしているでしょうか？</p>



<p class="wp-block-paragraph">もし対応するスタッフが、<span class="bold-red">みなさんご家族には敬語をつかって丁寧に話し、認知症をお持ちのご本人にはタメ口で話す</span>のであればNGです。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><span class="bold">人間は言葉と行動を無意識に一致させようとする</span>と言われています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">タメ口のような敬意のない言葉をご本人に使っているのだとすれば、サービスの際にも敬意のない接し方をしている可能性が高いです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">逆に、みなさん家族にも、認知症をお持ちのご本人にも丁寧で敬意をもった言葉遣いをし、分けへだてなく話しかけるスタッフであれば、信頼できる施設である可能性が高いと私は思います。</p>



<div style="height:9px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph">施設選びのポイント１つ目は、「本人にどんな態度を取っているか」です。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc4">談話室ではテレビ以外の活動を提供しようとしているか</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">施設では談話室という部屋が多くにあります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">談話室とは利用者が集まり、昼間の大部分の時間を過ごす場所です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">談話室が完全にテレビを観るためだけの部屋になっている場合は、注意が必要です。</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="1024" height="768" src="https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2025/01/f2fa837d39936c31366f60c88dbc6b83.jpg" alt="" class="wp-image-1212" srcset="https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2025/01/f2fa837d39936c31366f60c88dbc6b83.jpg 1024w, https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2025/01/f2fa837d39936c31366f60c88dbc6b83-300x225.jpg 300w, https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2025/01/f2fa837d39936c31366f60c88dbc6b83-768x576.jpg 768w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<p class="wp-block-paragraph">談話室の配置が、「まるで映画館？」というような座席になっている施設があります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">このような施設では、談話室がテレビを見せるための部屋になっています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ただテレビを一日中見ることで、ご本人がいきいきとした時間を過ごせるでしょうか？</p>



<p class="wp-block-paragraph">生きがいをもちながら、活動的に過ごせるでしょうか？</p>



<p class="wp-block-paragraph">答えはノーです。</p>



<div style="height:7px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph">ではなぜ、このような施設では映画館のような座席配置にしているのでしょうか。</p>



<p class="wp-block-paragraph">それは、テレビを見ていてくれれば、スタッフの手間が少なくて済むからです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">テレビ以外の様々な活動を提供しようとすれば、それだけ人手が要ります。例えば、手芸，創作、囲碁・将棋、一緒に運動するなど。お一人お一人がご自宅で好んで行われてきたたくさんの趣味や生きがいがあったと思います。それが自宅でできなくなったからお金を払って利用するのが施設のはずです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">施設には、ご自宅でできなくなった<span class="bold">生きがいをスタッフがサポートしできるように支援する使命</span>があります。「テレビだけを見せておけばよい」という雰囲気が伝わってくるような施設は、利用者の人生を豊かにしようという姿勢が欠けている可能性があります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">逆に、<span class="bold-blue">テレビを見る以外の活動をどうにかして提供しようとしている施設は信頼できる</span>と私は思います。</p>



<p class="wp-block-paragraph">人手をかけてもご本人の趣味や生きがいを施設内で提供しようとする姿勢があるということは、本人を大切にしようとする文化が施設にある証拠だと私は考えます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そのような施設では、テレビを見るしかできない映画館のような座席配置ではなく、趣味活動がしやすいテーブル配置となっていることがあります。例えば、趣味活動の道具の近くにテーブルと椅子がおいてあったり、対面でお話や作業がしやすい配置となっていたり。</p>



<p class="wp-block-paragraph">談話室がどのような配置になっているか、趣味や生きがいにつながる活動を提供しようとしているかは、よく見てみてくださいね。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc5">挨拶はどのくらいされるか</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">私がもし見学に行ったら、<span class="bold">挨拶の声の大きさ・言葉遣い・どのくらいのスタッフが挨拶してくれるか</span>を見ます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">なぜなら挨拶は、<span class="bold">よいサービスが提供できるかの目印</span>になるからです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">これは施設や病院に限ったことではなく、会社・企業にも当てはまります。</p>



<div style="height:7px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph">ではなぜ挨拶が目印となるのでしょうか？</p>



<p class="wp-block-paragraph">それは、どのスタッフも挨拶ができる文化があることは<strong>スタッフ同士がコミュニケーションがとれていて仕事が協力し合える証拠</strong>だからです。</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="1024" height="768" src="https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2025/01/5c4002fbf72c3ef2d935310e212605d1-1.jpg" alt="" class="wp-image-1218" srcset="https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2025/01/5c4002fbf72c3ef2d935310e212605d1-1.jpg 1024w, https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2025/01/5c4002fbf72c3ef2d935310e212605d1-1-300x225.jpg 300w, https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2025/01/5c4002fbf72c3ef2d935310e212605d1-1-768x576.jpg 768w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<div style="height:5px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph">もし、挨拶が少ない施設だったらどうでしょう。</p>



<p class="wp-block-paragraph">自分と関係ないと思う人（例えば別の部署の人）に挨拶しない人が多ければ、たくさんのスタッフがうまく協力していくことは難しいでしょう。なぜなら、挨拶をしないスタッフとは<span class="red">協力していく基礎の部分がない</span>からです。基礎の部分がなければ、協力してよいサービスを作り上げることは難しくなります。</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="1024" height="768" src="https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2025/01/105c768f71eb9f39aa45e362c17654b6.jpg" alt="" class="wp-image-1220" srcset="https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2025/01/105c768f71eb9f39aa45e362c17654b6.jpg 1024w, https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2025/01/105c768f71eb9f39aa45e362c17654b6-300x225.jpg 300w, https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2025/01/105c768f71eb9f39aa45e362c17654b6-768x576.jpg 768w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<p class="wp-block-paragraph"><span class="bold-red">自分と関係ないと思う人に挨拶をしないことは、スタッフ同士の交流が切れている目印</span>となるのです。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><span class="marker-red">挨拶をしない文化がある施設では、あなたのような急な来客があったときによい挨拶はできません。</span></p>



<div style="height:4px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph">特に、受付ではなく<span class="bold">現場の介護，看護職などの挨拶に注目</span>してみてください。<span class="bold-blue">あなたから離れている場所にいるスタッフからも元気のいい挨拶が聞こえる場合は、挨拶ができる文化がある</span>と私は考えます。そのような施設はよいサービスを提供できる可能性があります。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc6">まとめ</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">まとめです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">今回は信頼できる施設選びのポイントを、私の独断と偏見で３つお伝えしました。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong><span class="bold-blue">・・ここを見て！施設選びのポイント ３つ・・</span></strong></p>



<ul class="wp-block-list">
<li><span class="bold">対応スタッフは認知症の本人にどのような態度をとっているか</span></li>



<li><span class="bold">談話室ではテレビ以外の活動を提供しようとしているか</span></li>



<li><span class="bold">挨拶はどのくらいされるか</span></li>
</ul>



<p class="wp-block-paragraph">あなたの大切な家族が利用するかもしれない施設です。少しでも信頼のおける施設を選びたいと思われるのではないでしょうか。</p>



<p class="wp-block-paragraph">この３つのポイントは絶対というわけではありませんが、私はこの３つを見るようにしています。ご自分の目と感覚で選ぶ参考になれば嬉しいです。</p>



<div style="height:35px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph">・・最後に、入所のあとで「自宅でもう少し看れたのではないか」と後悔される方も中にはいらっしゃいます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">もし、あなたが家族を施設に入所させたとしても、ご自分のことを責めないでいただきたいと私は思います。</p>



<p class="wp-block-paragraph">あなたがやむをえず大切な家族を入所させたとしても、あなたのこれまで注がれた愛情はしっかりと伝わっています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">あなたの笑顔は、あなたの名前がわからなくなっても、深く心に届きます。その笑顔を面会の時にあなたの大切なご家族に届けてあげてくださいね。入所という決断をしなければ、そんな笑顔が生まれる余裕はなかったかもしれないのですし。あなたのご家族は、きっと心の奥底であなたが笑顔でいられることを願われていたはずですよ。</p>



<p class="wp-block-paragraph">あなた自身を大切にするためには、以下の記事をご参照ください。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><span class="fz-14px">関連リンク：<span class="red"><a href="https://ninchisho-consultation.com/why-family-support-for-dementia-necessary/" target="_blank" title="">助けが足りない！認知症の家族よりも介護者のあなたに支援が必要な理由</a></span></span></p>



<p class="wp-block-paragraph"><span class="fz-14px">関連リンク：<span class="red"><a href="https://ninchisho-consultation.com/how-to-go-along-with-stress/" target="_blank" title="">「わかっているけどイライラしてしまう」介護で行き詰まらないための楽になる方法</a></span></span></p>



<p class="wp-block-paragraph"><span class="fz-14px">関連リンク：<a href="https://ninchisho-consultation.com/dementia-remaining-life/" target="_blank" title="">4大認知症の「余命」とは？ 種類別の寿命と影響因子をわかりやすく解説</a></span></p>



<div style="height:4px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph">あなたとあなたの大切なご家族がこれからも笑顔でいられますように。</p>



<p class="wp-block-paragraph">最後まで読んでいただきありがとうございました。</p><p>The post <a href="https://ninchisho-consultation.com/how-to-choose-reliable-facility-for-dementia/">後悔しないために！信頼できる認知症ケア施設選びのポイント３選</a> first appeared on <a href="https://ninchisho-consultation.com">ルカの認知症コンサルテーション</a>.</p>]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>なぜ施設に入所している女性は誰もブラジャーをつけていないのか　９割の人が知らない認知症になると失われる本当に大切なもの</title>
		<link>https://ninchisho-consultation.com/what-ninchisho-patients-lose/?utm_source=rss&#038;utm_medium=rss&#038;utm_campaign=what-ninchisho-patients-lose</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[ルカ]]></dc:creator>
		<pubDate>Sat, 10 Dec 2022 15:05:43 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[認知症の症状・対応のヒント]]></category>
		<category><![CDATA[絆をつなぐ関わり方]]></category>
		<category><![CDATA[体験談とルカの視点]]></category>
		<category><![CDATA[介護の悩み]]></category>
		<category><![CDATA[認知症予防]]></category>
		<category><![CDATA[介護サポート]]></category>
		<category><![CDATA[認知症の理解]]></category>
		<category><![CDATA[高齢者福祉]]></category>
		<category><![CDATA[認知症ケア]]></category>
		<category><![CDATA[高齢者介護]]></category>
		<category><![CDATA[認知症認知症]]></category>
		<category><![CDATA[介護施設]]></category>
		<category><![CDATA[女性の健康]]></category>
		<category><![CDATA[ユマニチュード]]></category>
		<category><![CDATA[介護の現実]]></category>
		<category><![CDATA[ケア]]></category>
		<category><![CDATA[高齢者の生活]]></category>
		<category><![CDATA[もの忘れ]]></category>
		<category><![CDATA[認知症の影響]]></category>
		<category><![CDATA[健康管理]]></category>
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					<description><![CDATA[<p>あなたの大切な方の介護、毎日本当にお疲れ様です。 施設や病院に入られた認知症の女性の方々は、ブラジャーをつけておられない方が多くを占めることをあなたはご存知でしょうか。 ではなぜ入院・入所されている認知症をお持ちの女性の [&#8230;]</p>
<p>The post <a href="https://ninchisho-consultation.com/what-ninchisho-patients-lose/">なぜ施設に入所している女性は誰もブラジャーをつけていないのか　９割の人が知らない認知症になると失われる本当に大切なもの</a> first appeared on <a href="https://ninchisho-consultation.com">ルカの認知症コンサルテーション</a>.</p>]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<figure class="wp-block-image size-full is-resized"><img decoding="async" width="640" height="480" src="https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2022/12/23116409_s-1.jpg" alt="" class="wp-image-1407" style="aspect-ratio:1.3317757009345794;width:840px;height:auto" srcset="https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2022/12/23116409_s-1.jpg 640w, https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2022/12/23116409_s-1-300x225.jpg 300w" sizes="(max-width: 640px) 100vw, 640px" /></figure>



<p class="wp-block-paragraph">あなたの大切な方の介護、毎日本当にお疲れ様です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">施設や病院に入られた認知症の女性の方々は、<span class="bold">ブラジャーをつけておられない</span>方が多くを占めることをあなたはご存知でしょうか。</p>



<div style="height:12px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph">ではなぜ入院・入所されている認知症をお持ちの女性の方々は、ブラジャーをつけないことが多数を占めるのでしょうか。</p>



<p class="wp-block-paragraph">今回は、<span class="bold">認知症になることで失われる大切なもの</span>についてお話しします。</p>



<p class="wp-block-paragraph">※以下の記事は、個人の見解を含みます。</p>




  <div id="toc" class="toc tnt-number toc-center tnt-number border-element"><input type="checkbox" class="toc-checkbox" id="toc-checkbox-8" checked><label class="toc-title" for="toc-checkbox-8">目次</label>
    <div class="toc-content">
    <ol class="toc-list open"><li><a href="#toc1" tabindex="0">「認知症になれば諦めるのが当然」という偏見</a></li><li><a href="#toc2" tabindex="0">気付かないうちに奪われる自由と尊厳</a></li><li><a href="#toc3" tabindex="0">平等な生きる権利とあたたかな理解を</a><ol><li><a href="#toc4" tabindex="0">共感的理解</a></li><li><a href="#toc5" tabindex="0">ありのままを受け入れる</a></li><li><a href="#toc6" tabindex="0">寄り添う</a></li></ol></li><li><a href="#toc7" tabindex="0">まとめ</a></li></ol>
    </div>
  </div>

<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc1">「認知症になれば諦めるのが当然」という偏見</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">なぜ施設へ入所する女性はブラジャーをつけていないことが多いのでしょうか。</p>



<p class="wp-block-paragraph">それは、世の中の<span class="bold-red">偏見</span>が大きくかかわっています。</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="640" height="427" src="https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2022/12/black-g5d7817049_640.jpg" alt="" class="wp-image-763" srcset="https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2022/12/black-g5d7817049_640.jpg 640w, https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2022/12/black-g5d7817049_640-300x200.jpg 300w" sizes="(max-width: 640px) 100vw, 640px" /></figure>



<div style="height:9px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph">入所する女性がブラジャーをつけていない理由。</p>



<p class="wp-block-paragraph">それは入所される際、<span class="bold">家族も職員も「もう歳だからブラジャーなんか要らないはずだ」と思っている</span>ことです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ましてや認知症も患うと、<span class="bold">「認知症にもなってブラジャーなんて要るはずがない」</span>と<span class="bold"><span class="marker-under-red">無意識に</span></span>思い込んでいる現実があります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">もし病前ブラジャーをつけることが習慣だったとしても、家族でブラジャーを用意する人はいません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">介護がしにくいだろうという気遣いもあると思います。</p>



<div style="height:10px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph">別の例をお話しします。</p>



<p class="wp-block-paragraph">病前、会社役員を務めていた男性。</p>



<p class="wp-block-paragraph">プライベートでもカッターシャツにネクタイを締め、ズボンにはベルトを巻いていました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">このようなきちんとした服装は自分らしさの証であり、役員である自分の誇りを表していました。</p>



<figure class="wp-block-image size-large is-resized"><img decoding="async" width="683" height="1024" src="https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2022/12/kanishk-agarwal-FcYZmYHiqs8-unsplash-2-683x1024.jpg" alt="" class="wp-image-761" style="width:285px;height:427px" srcset="https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2022/12/kanishk-agarwal-FcYZmYHiqs8-unsplash-2-683x1024.jpg 683w, https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2022/12/kanishk-agarwal-FcYZmYHiqs8-unsplash-2-200x300.jpg 200w, https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2022/12/kanishk-agarwal-FcYZmYHiqs8-unsplash-2-768x1152.jpg 768w, https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2022/12/kanishk-agarwal-FcYZmYHiqs8-unsplash-2-1024x1536.jpg 1024w, https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2022/12/kanishk-agarwal-FcYZmYHiqs8-unsplash-2.jpg 1280w" sizes="(max-width: 683px) 100vw, 683px" /></figure>



<p class="wp-block-paragraph">しかし、認知症を発症し施設に入所することになりました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">施設で彼が着る服はジャージの上下です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">カッターシャツやネクタイ，ベルトは、介護する上で手間がかかるからです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ジャージだと着替えは楽です。</p>



<div style="height:9px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph">ただ、それは本人の望む姿でしょうか？</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc2">気付かないうちに奪われる自由と尊厳</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">このことは、ジャージを着せている介護者・家族を責めているのではありません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">日本ではそれが当たり前という世の中になっており、認知症の方々の何を失わせているのかを自身で気付くことさえ難しい現実があります。</p>



<div style="height:10px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph"><span class="bold">エイジズム</span>という言葉をご存知でしょうか。</p>



<p class="wp-block-paragraph">エイジズムとは、アメリカの学者ロバート・バトラーが作った言葉で、バトラーは、「年をとっているという理由で高齢者たちを組織的に一つの型にはめ差別すること」と述べています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">簡単に言えば、エイジズムとは<span class="bold-red">年齢による差別</span>であり、<span class="bold">「お年寄りは若者より人として劣っている」という偏った見方</span><span class="bold">と差別</span>です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">エイジズムは意識的な差別の他に、<span class="bold"><span class="marker-under-red">無意識的</span>な差別</span>があります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「高齢者にはブラジャーなんていらないはずだ」</p>



<p class="wp-block-paragraph">という思い込みも、本人が気付かないうちに差別している例です。</p>



<div style="height:10px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph">バトラーと同じく、アメリカの学者エルドマン・パルモア（Erdman B. Palmore）は、エイジズムを①人種差別（レイシズム）と②性差別（セクシズム）につづく、③番目の重い差別であると主張しています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">私は<span class="bold-red">年齢差別に認知症差別が加われば、人種差別や性差別よりもはるかに</span><span class="bold-red">重い</span><span class="bold-red">差別となりうる</span>と思っています。</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="1024" height="768" src="https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2022/12/2820c4edbd5944e15fed5589dde63ffd.png" alt="" class="wp-image-765" srcset="https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2022/12/2820c4edbd5944e15fed5589dde63ffd.png 1024w, https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2022/12/2820c4edbd5944e15fed5589dde63ffd-300x225.png 300w, https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2022/12/2820c4edbd5944e15fed5589dde63ffd-768x576.png 768w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<div style="height:8px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph"><span class="bold-red">色ボケ</span>という言葉を聞いたことがあるでしょうか？</p>



<figure class="wp-block-image size-full is-resized"><img decoding="async" width="640" height="480" src="https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2023/01/23090703_s.jpg" alt="" class="wp-image-779" style="aspect-ratio:1.334075723830735;width:840px;height:auto" srcset="https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2023/01/23090703_s.jpg 640w, https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2023/01/23090703_s-300x225.jpg 300w" sizes="(max-width: 640px) 100vw, 640px" /></figure>



<p class="wp-block-paragraph">認知症になって異性にアプローチしようとすると、</p>



<p class="wp-block-paragraph">「あのおじいちゃん、ボケてるのにそこだけはしっかりしてるのね」</p>



<p class="wp-block-paragraph">などと心ない言葉を言われることがあります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">認知症の有無にかかわらず、異性（または親しい人）に関心を持ち、近づきたいと思うことは自然なことです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">私も家庭を持っており、妻の側にいたいと自然に思います。</p>



<div style="height:10px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph">しかし、<span class="bold">認知症になったとたん異性に関心を持つこと</span><span class="bold">が</span><span class="bold">普通ではないかのように捉えられてしまいます</span>。</p>



<p class="wp-block-paragraph">これは、気付かないうちに「認知症高齢者」というレッテルを貼り、偏った見方で見てしまっているためです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">なぜ認知症になったからといって、年を取ったからといって、異性に関心をもってはいけないのでしょうか？</p>



<div style="height:9px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph">施設に夫婦で入所した場合、部屋は別にされ、夜に一緒のベッドで寝ようとしたら引き離されたという話はよく聞きます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">確かに施設管理上の問題もあるかと思いますが、「年をとって認知症もあるのに、同じベッドで寝るなんて」という偏見も確かにそこに存在していると思います。</p>



<p class="wp-block-paragraph">夫婦が同じベッドで寝ることさえ、健常者と同じように考えられなくなっているのが分かります。</p>



<div style="height:9px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph">このように、<span class="bold">ほとんどの人が</span><span class="bold">気付かないうちに行われている多くの差別の中で、認知症を患う方々は<span class="marker-under-red">自由</span>と<span class="marker-under-red">尊厳</span>を奪われていきます</span>。</p>



<p class="wp-block-paragraph">これこそ、認知症の病気そのものの苦しみの上に、上塗りするようにさらなる苦しみがのしかかっている現実です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">自由と尊厳が奪われるのが当たり前だった時代のことは、<a href="https://ninchisho-consultation.com/ninchisho-history/" target="_blank" title="">認知症の歴史</a>の記事ご覧ください。</p>



<div style="height:13px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph">このような悲惨な過去を受け、現代では認知症の方々の自由と尊厳を守ろうという動きが強くなっています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ですが、まだまだ認知症の方々が自分らしく過ごせる時代には届いていません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">私も含め、気付かないうちに認知症の方々を<span class="bold">あちら側の人</span>として接してしまい傷つけていることが多々あると思います。</p>



<p class="wp-block-paragraph">このことは、認知症研究の第一人者で、自身も認知症となられた故・長谷川和夫氏もおっしゃっています。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><span class="fz-14px">（長谷川和夫氏の言葉は、<a href="https://ninchisho-consultation.com/what-is-ninchisho/" target="_blank" title="">認知症とは</a>の記事をご覧ください。）</span></p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc3">平等な生きる権利とあたたかな理解を</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">認知症による苦しみに加え、偏見の中で生きることを強いられる方々。</p>



<p class="wp-block-paragraph">認知症と共に生きる方々に、私たちは何ができるでしょうか。</p>



<div style="height:12px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph">私たちにできる最も大切なことは、下の３つです。</p>



<ul class="wp-block-list">
<li><span class="bold-blue">共感的理解</span></li>



<li><span class="bold-blue">ありのままを受け入れる</span></li>



<li><span class="bold-blue">寄り添う</span></li>
</ul>



<div style="height:13px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc4">共感的理解</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph"><span class="bold-blue">共感的理解</span>とは、<span class="bold">その人の置かれた立場に立って理解すること</span>です。</p>



<figure class="wp-block-image size-large is-resized"><img decoding="async" width="683" height="1024" src="https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2022/12/zoe-Wvbcr7KeZDE-unsplash-683x1024.jpg" alt="" class="wp-image-766" style="width:229px;height:343px" srcset="https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2022/12/zoe-Wvbcr7KeZDE-unsplash-683x1024.jpg 683w, https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2022/12/zoe-Wvbcr7KeZDE-unsplash-200x300.jpg 200w, https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2022/12/zoe-Wvbcr7KeZDE-unsplash-768x1152.jpg 768w, https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2022/12/zoe-Wvbcr7KeZDE-unsplash-1024x1536.jpg 1024w, https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2022/12/zoe-Wvbcr7KeZDE-unsplash.jpg 1280w" sizes="(max-width: 683px) 100vw, 683px" /></figure>



<div style="height:9px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph">同情とは何が違うのでしょうか？</p>



<p class="wp-block-paragraph">同情は、同じ立場に立っていません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">あくまで自分の立場は変えずに、上から「可哀そうに」と憐れむことです。</p>



<div style="height:8px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph">それに対し、共感的理解は相手の立場に身を置きます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">認知症の方々の苦しみを一緒に感じ、考え、同じものを見ようとします。</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="1024" height="768" src="https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2022/12/e94526ae44312eeee8cbaa9e39473d0d.png" alt="" class="wp-image-769" srcset="https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2022/12/e94526ae44312eeee8cbaa9e39473d0d.png 1024w, https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2022/12/e94526ae44312eeee8cbaa9e39473d0d-300x225.png 300w, https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2022/12/e94526ae44312eeee8cbaa9e39473d0d-768x576.png 768w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /><figcaption class="wp-element-caption">共感的理解とは、共感しつつ相手のことを理解することを言います。共感的理解こそ認知症の方と関わるうえで最も大切なことだと言われています。（講座「その人らしさ」を考える！認知症がある方へのリハビリテーション　森ノ宮医療大学　松下大　より）</figcaption></figure>



<p class="wp-block-paragraph">例えば、ご飯を食べたばかりの方が「ご飯まだですか？今日はまだ何も食べていないんです」とおっしゃった場合、「ご飯を今日はまだ何も食べていない」その方の世界に身を置いて考えます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「今日はまだ何も食べていないんですね。お腹がすいたでしょう。辛かったですね。」のように、<span class="bold">その方の世界の見え方を共感して受け入れます</span>。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「さっき食べてたじゃないですか。私、あなたが食べるの見てましたよ。」と言われる介護者の方も残念ながらいらっしゃいます。このように言われると、自分の世界を否定された気持ちになってしまいます。</p>



<div style="height:12px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph">その方の世界の見え方を共感して受け入れるには、<span class="bold">認知症の知識が必要</span>です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">たとえば、「ご飯はまだ？」と何度も聞かれた際、</p>



<p class="wp-block-paragraph">「この方はご飯の記憶がなくなってしまっていて、毎回初めてのつもりで尋ねているんだ。</p>



<p class="wp-block-paragraph">何度も聞くということは、不安なのかな？」</p>



<p class="wp-block-paragraph">と<span class="bold">その方の<span class="marker-under-blue">見え方を推測</span>することで気持ちに寄り添いやすくなります</span>。</p>



<div style="height:10px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph">もし認知症の知識がなければ、なぜ何度も「ご飯まだ？」と聞くのかわからずに相手の立場に立てず、</p>



<p class="wp-block-paragraph">「ご飯はさっき食べたじゃないですか！」</p>



<p class="wp-block-paragraph">と言ってしまいたくなります。</p>



<div style="height:20px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph">森ノ宮医療大学の松下氏は、<span class="bold"><span class="bold-blue">共感的理解</span>こそ認知症の方にかかわる際に</span><span class="bold">最も</span><span class="bold">大切なことである</span>と述べています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">もし認知症の方にかかわる際には、その人の置かれた立場に立って理解することを心がけていただければと思います。</p>



<p class="wp-block-paragraph">認知症の方も、共感的理解をなにより必要とされています。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc5">ありのままを受け入れる</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph"><span class="bold-blue">ありのままを受け入れる</span>とは、<span class="bold">忘れてしまうその人をそのまま肯定すること</span>です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">認知症となりできないことが増えて不自由なことが多くなると、人としての価値は下がるのでしょうか？</p>



<p class="wp-block-paragraph"><span class="bold"><span class="marker-under-blue">どんなに認知症が進んでも、ひとりの人としての価値は変わりません</span></span>。</p>



<div style="height:11px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph">一方で、認知症と共に生きる方々は、忘れていることや失敗をとがめられ、あきれられ、困惑されながら過ごされています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">たとえどんな失敗があっても、とがめることなく変わらない態度で接してもらえれば、認知症の方にとって救いとなります。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><span class="bold">「忘れてしまっても大丈夫ですよ」</span></p>



<p class="wp-block-paragraph"><span class="bold">「失敗しても大丈夫ですよ」</span></p>



<p class="wp-block-paragraph">介護者がこのような姿勢でいられたらいいなと思います。</p>



<div style="height:10px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph">ただ、実際に介護されているご家族にとっては、わかっていても大変難しいことだと思います。</p>



<p class="wp-block-paragraph">いくらありのままを受け入れるのが良いと言われても、そんな余裕はとてもないというのが現実ではないでしょうか。</p>



<p class="wp-block-paragraph">私も専門職でありながら、自宅で介護をしていた際に全く心の余裕を持てなかったときがありました。</p>



<div style="height:23px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph">家族が余裕がないのは仕方がないと思いますが、介護のプロである専門職の皆さんはありのままを受け入れることを心がけていただければと思います。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ありのままを受け入れることは、<span class="bold">森田療法</span>という精神科の心理療法で取り入れられている方法でもあります。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc6">寄り添う</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph"><span class="bold-blue">寄り添う</span>とは、<span class="bold">愛をもって側にいること</span>です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">愛をもって、というと理想論のように聞こえたり、気持ち悪く聞こえる方もいらっしゃるかもしれません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">しかし、どんな人間でも全ての人が愛を求めています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">イギリスのトム・キッドウッド氏は、介護者や家族ではなく<span class="bold">認知症の本人を中心にしたケア</span><span class="bold">をしなければならない</span>という考え方（<span class="bold-blue">パーソンセンタードケア</span>）を広めました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">それまでは、認知症になれば本人の希望は聞いてさえもらえず介護者や家族の希望のみが優先されていました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">パーソンセンタードケアでは、認知症となってもだれもが求めていること（ニーズ）の中心に<span class="bold-blue">愛</span>を置いています。</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="1024" height="768" src="https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2022/12/22b2003aba61ee2979d9e99ec4127d94.png" alt="" class="wp-image-770" srcset="https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2022/12/22b2003aba61ee2979d9e99ec4127d94.png 1024w, https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2022/12/22b2003aba61ee2979d9e99ec4127d94-300x225.png 300w, https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2022/12/22b2003aba61ee2979d9e99ec4127d94-768x576.png 768w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<p class="wp-block-paragraph">愛とは、<span class="bold"><span class="marker-under-blue">同じ人間として無条件に尊重すること</span></span>です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">たとえば、<span class="marker-under-blue">妄想があったとしても、トイレの失敗があったとしても、記憶が失われたとしても、劣った人間として見ることなく、かけがえのない大切な人間として接し続けること</span>です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">愛をもって接することは、認知症が重度となり会話が難しくなった方，寝たきりで声掛けに反応がなくなってしまった方などに対して特に重要となります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">反応がなかったとしても目を合わせて声をかけ、優しく触れ続けること。</p>



<p class="wp-block-paragraph">このような愛を伝えるケアは、ご本人様が反応がなかったとしても誰もが必要としていることであり、自分で求めることができなくなったからこそ誰かの手によって愛が与えられることがより重要となります。</p>



<div style="height:13px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph"><span class="bold"><span class="marker-under-red">「でも、愛を伝えるっていってもどうしたらいいの？」</span></span></p>



<p class="wp-block-paragraph">という方がほとんどだと思います。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><span class="bold">認知症の方に「あなたのことを大切に思っています」と愛を伝える技術</span>に<span class="bold-blue">ユマニチュード</span>があります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">例えば、</p>



<ul class="wp-block-list">
<li><span class="bold">正面から目線の高さを合わせる</span></li>



<li><span class="bold">はっきりとした</span><span class="bold">笑顔</span></li>



<li><span class="bold">穏やかで優しい低めのトーンで話しかける</span></li>



<li><span class="bold">優しく触れる</span>　・・etc</li>
</ul>



<figure class="wp-block-image size-large"><img decoding="async" width="1024" height="768" src="https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2023/01/22539629-1024x768.png" alt="" class="wp-image-774" srcset="https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2023/01/22539629-1024x768.png 1024w, https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2023/01/22539629-300x225.png 300w, https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2023/01/22539629-768x576.png 768w, https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2023/01/22539629-1536x1152.png 1536w, https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2023/01/22539629.png 1600w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<p class="wp-block-paragraph">ユマニチュードの基礎は、家庭でも取り入れやすいものばかりです。福岡市では、全国に先駆けて普及に市をあげて取り組まれています<span class="fz-12px"><a rel="noopener" href="https://100.city.fukuoka.lg.jp/actions/17" target="_blank" title="">（福岡市フレンドリーシッププロジェクト）</a></span>。</p>



<p class="wp-block-paragraph">詳しくは、以下の関連記事をご参照ください。<br>▶　<a href="https://ninchisho-consultation.com/communication-skills-ninchisho/" target="_blank" title="">かかわりの技術</a></p>



<p class="wp-block-paragraph">▶　<a href="https://ninchisho-consultation.com/how-to-make-bonds/" target="_blank" title="">認知症の方との絆を作るために 今日からできること　3選</a></p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc7">まとめ</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">今回は、なぜ施設に入所している女性は誰もブラジャーをつけていないのか　認知症になることで失われる本当に大切なものについてお話ししました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">認知症になると、病気そのものの大きな苦しみ（記憶が失われること，動作がむずかしくなることなど）に加えて、<span class="bold-red">差別される苦しみ</span>があります。この差別は、差別している周囲は気づいていないことがほとんどです。まず、この二重の苦しみの中で生きられていることを知ることが、認知症の方が安心して過ごせるためのヒントになると思います。</p>



<p class="wp-block-paragraph">フランスのユマニチュードを取り入れている施設では、入所されている女性はブラジャーをつけておられます。また、認知症になっても、高齢になっても、自由と尊厳を失わず自分らしく生きておられる様子は、日本に住む私の目には別世界のように映りました<span class="fz-14px">（詳しくは、<a rel="noopener" href="https://www.youtube.com/watch?v=NuR0jGidAHs" target="_blank" title="">フランス ユマニチュード認証施設紹介</a>をご覧ください）。</span></p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong><span class="bold-blue">・・今日のポイント・・</span></strong></p>



<ul class="wp-block-list">
<li><span class="bold">「認知症になれば諦めるのが当然」という<span class="bold-red">偏見</span></span></li>



<li><span class="bold">気付かないうちに</span><span class="bold">奪われる自由と尊厳</span></li>



<li><span class="bold">平等な<span class="bold-blue">生きる権利</span>と<span class="bold-blue">あたたかな理解</span>を</span>
<ul class="wp-block-list">
<li><span class="bold-blue">共感的理解</span></li>



<li><span class="bold-blue">ありのままを受け入れる</span></li>



<li><span class="bold-blue">寄り添う</span></li>
</ul>
</li>
</ul>



<p class="wp-block-paragraph">認知症の方々へ寄り添い、励まし、その人らしく生きることを助けるには、私はユマニチュードを学ぶことが一番だと思っています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">もしあなたが目の前の認知症の方へのかかわりで悩まれているのであれば、ぜひこの機会に本を手に取ってみてはいかがでしょうか。</p>



<p class="wp-block-paragraph">↓はユマニチュードをイラスト付きで分かりやすく書いてあるのでおすすめです。</p>



<figure class="wp-block-image size-full is-resized"><img decoding="async" width="480" height="678" src="https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2023/01/87631.jpg" alt="" class="wp-image-775" style="width:305px;height:431px" srcset="https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2023/01/87631.jpg 480w, https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2023/01/87631-212x300.jpg 212w" sizes="(max-width: 480px) 100vw, 480px" /></figure>



<p class="wp-block-paragraph">私もこの本からユマニチュードを学び始めました。とても分かりやすく、今日から取り入れられるものばかりです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">もし専門的に学びたいという方は、<a rel="noopener" href="https://jhuma.org/humanitude/" target="_blank" title="">日本ユマニチュード学会HP</a>をご覧ください。</p>



<div style="height:11px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph">少しでもあなたの参考になれば嬉しいです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">最後まで読んでいただきありがとうございました。</p><p>The post <a href="https://ninchisho-consultation.com/what-ninchisho-patients-lose/">なぜ施設に入所している女性は誰もブラジャーをつけていないのか　９割の人が知らない認知症になると失われる本当に大切なもの</a> first appeared on <a href="https://ninchisho-consultation.com">ルカの認知症コンサルテーション</a>.</p>]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>「今日は何月何日ですか？」認知症をお持ちの方にこの質問がNGな理由</title>
		<link>https://ninchisho-consultation.com/do-not-ask-this-contents/?utm_source=rss&#038;utm_medium=rss&#038;utm_campaign=do-not-ask-this-contents</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[ルカ]]></dc:creator>
		<pubDate>Sun, 27 Nov 2022 14:32:21 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[認知症の症状・対応のヒント]]></category>
		<category><![CDATA[絆をつなぐ関わり方]]></category>
		<category><![CDATA[高齢者の生活]]></category>
		<category><![CDATA[認知症]]></category>
		<category><![CDATA[介護の悩み]]></category>
		<category><![CDATA[介護]]></category>
		<category><![CDATA[コミュニケーション]]></category>
		<category><![CDATA[健康管理]]></category>
		<category><![CDATA[介護のコツ]]></category>
		<category><![CDATA[認知症予防]]></category>
		<category><![CDATA[認知症と会話]]></category>
		<category><![CDATA[認知症の理解]]></category>
		<category><![CDATA[認知症ケア]]></category>
		<category><![CDATA[家族のための情報]]></category>
		<category><![CDATA[高齢者介護]]></category>
		<category><![CDATA[認知症サポート]]></category>
		<category><![CDATA[介護情報]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://ninchisho-consultation.com/?p=697</guid>

					<description><![CDATA[<p>あなたの大切な方の介護、毎日本当にお疲れ様です。 「今日は何月何日ですか？」 「私のこと覚えてる？」 認知症の方へ何気なくこのような質問をしている方をあなたは見たことはありませんか？？ 認知症の方へのこのような質問は、N [&#8230;]</p>
<p>The post <a href="https://ninchisho-consultation.com/do-not-ask-this-contents/">「今日は何月何日ですか？」認知症をお持ちの方にこの質問がNGな理由</a> first appeared on <a href="https://ninchisho-consultation.com">ルカの認知症コンサルテーション</a>.</p>]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p class="wp-block-paragraph">あなたの大切な方の介護、毎日本当にお疲れ様です。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>「今日は何月何日ですか？」</strong></p>



<p class="wp-block-paragraph"><span class="bold">「私のこと覚えて</span><span class="bold">る</span><span class="bold">？」</span></p>



<p class="wp-block-paragraph">認知症の方へ何気なくこのような質問をしている方をあなたは見たことはありませんか？？</p>



<p class="wp-block-paragraph">認知症の方へのこのような質問は、NGです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">NGな理由を以下にお話しします。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><span class="fz-12px">※以下の記事は、私個人の見解を含みます。</span></p>




  <div id="toc" class="toc tnt-number toc-center tnt-number border-element"><input type="checkbox" class="toc-checkbox" id="toc-checkbox-10" checked><label class="toc-title" for="toc-checkbox-10">目次</label>
    <div class="toc-content">
    <ol class="toc-list open"><li><a href="#toc1" tabindex="0">認知症の方々の知られざる必死の努力</a></li><li><a href="#toc2" tabindex="0">記憶をテストされる苦痛</a></li><li><a href="#toc3" tabindex="0">覚えていないことはこちらから教えましょう</a></li><li><a href="#toc4" tabindex="0">まとめ</a></li></ol>
    </div>
  </div>

<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc1">認知症の方々の知られざる必死の努力</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">認知症となられた方々に</p>



<div style="height:10px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph">「今日は何月何日ですか？」</p>



<div style="height:10px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph">と尋ねると</p>



<div style="height:10px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph">「今日は新聞見てきてないから」</p>



<p class="wp-block-paragraph">「あなたが知ってるんでしょ」</p>



<div style="height:11px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph">など、答えなくてすむようにかわされる場面を見かけます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">これは一般的に<span class="bold">取り繕い反応</span>と呼ばれています。</p>



<div style="height:21px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph">ではなぜ認知症の方々はこのようにはぐらかすのでしょうか？？</p>



<div style="height:24px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph">認知症の方々は自分が忘れていることに気づいていて、<span class="bold-red">強い不安</span>をお持ちです。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><span class="bold">自分が忘れていることを他人に気づかれまい</span>と常に<span class="bold-red">必死の努力</span>をされているから、このようにはぐらかすのです。</p>



<div style="height:20px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph">・・でも、</p>



<p class="wp-block-paragraph">「認知症なのだから、自分が忘れていることには気づいていないのでは？？」</p>



<p class="wp-block-paragraph">というご意見もあるかと思います。</p>



<div style="height:12px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph">たしかに、認知症になると自分が記憶を失っていること自体が自分では気付けなくなります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">これを<span class="bold">メタ記憶の障害</span>と言います。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><span class="fz-12px">（メタ記憶：ある内容が、自分の記憶のなかにあるかどうかという知識のこと　wikipedia「メタ記憶」より）</span></p>



<div style="height:11px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph">しかし、認知症の方々は、自分の言動に対する周囲の困った顔や怒った顔を見ることを通して</p>



<p class="wp-block-paragraph">「自分の何か（もの忘れなど）がまわりを困らせているのではないか」</p>



<p class="wp-block-paragraph">とはっきりと感じています。</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="1024" height="768" src="https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2022/11/308f97ae5dcc88d27a2e342834557dda.png" alt="" class="wp-image-701" srcset="https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2022/11/308f97ae5dcc88d27a2e342834557dda.png 1024w, https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2022/11/308f97ae5dcc88d27a2e342834557dda-300x225.png 300w, https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2022/11/308f97ae5dcc88d27a2e342834557dda-768x576.png 768w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<p class="wp-block-paragraph">失った記憶を自分で直接気付くことはできませんが、周囲の表情やリアクションを通して</p>



<div style="height:9px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph">「自分のもの忘れなどが周りに迷惑をかけているのではないか」</p>



<div style="height:11px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph">と間接的に感じ取り、<span class="bold">周囲に気付かれないように必死に努力されている</span>のです。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc2">記憶をテストされる苦痛</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">医療・介護現場で働くスタッフであれば、長谷川式スケール<span class="fz-12px">（改定長谷川式簡易知能評価スケール：HDS-R）</span>を使って認知機能の検査したことがあると思います。</p>



<p class="wp-block-paragraph">私も何気なく頻繁に検査をしていました。</p>



<div style="height:20px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph">ただ、このテストをされる高齢者の方々はどんなお気持ちか考えたことがあるでしょうか？？</p>



<div style="height:31px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph"><span class="fz-12px"><span class="fz-14px">・・</span></span><span class="fz-14px">以下　書籍「老いの心と臨床」　著：竹中星郎　より一部引用・・</span></p>



<p class="wp-block-paragraph">老年者の診療に当たって患者の知的水準がどの程度であるか、障害されているか否かは重要な問題である。</p>



<p class="wp-block-paragraph">しかし医師が知りたがるようには患者はその判定を欲していない。</p>



<p class="wp-block-paragraph">一般に痴呆であると言われることを恐れていることによる。</p>



<p class="wp-block-paragraph">まして「１００ー７は」「今日は何月何日か」・・という<span class="bold">小学校低学年の児童に対すると同じテストをされる</span>ことは、できるできないに関係なく<span class="bold">名状しがたい</span><span class="bold">不快な体験</span>であろう。</p>



<p class="wp-block-paragraph">”子供に聞くようなことを尋ねて申し訳ないが、一応誰に対してもやっていることなので・・”とあらかじめ断ることで、患者の屈辱感はかなり薄らぐことが多い。</p>



<p class="wp-block-paragraph">知能や性格に関する検査は個人の人格にかかわることで、本人の了解なしにしてはならないことである。</p>



<div style="height:32px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph">このように、若いスタッフからなんの断りもなく小学生に聞くような検査をされることは、認知症であろうとなかろうと誇りを踏みにじられるような苦い体験となりえます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">さらに、「今日は何月何日ですか？」という質問にもし答えられなければ、そんな<span class="bold">小学生でもわかるような質問にさえ答えられない自分</span>を相手に<span class="bold">さらけ出す</span>ことになります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">これはとても<span class="bold-red">受け入れがたい屈辱</span>です。</p>



<div style="height:12px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph">前章でも述べましたが、認知症の方々にとってもの忘れとは、他人に絶対に見せたくない部分です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">検査をする際はお相手の気持ちに配慮し、</p>



<div style="height:10px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph"><span class="bold">「小学生に聞くようなことをたずねて申し訳ありませんが、一応誰にでもやっていることなので・・」</span></p>



<div style="height:11px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph">と必ず<span class="bold-blue">断り</span>を入れましょう。</p>



<p class="wp-block-paragraph">これは配慮が足りずに数々の検査を行ってきた私もとても反省していることです。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc3">覚えていないことはこちらから教えましょう</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">「今日は何月何日でしょう？」</p>



<p class="wp-block-paragraph">と尋ねて答えられない場合、今日の日付はもう自力ではわからなくなっていると思っていただいて良いと思います。</p>



<p class="wp-block-paragraph">どんなに思い出そうとしても、日付を頭にとどめておく能力<span class="fz-12px">（日付の見当識）</span>自体が失われている場合は思い出すことはできません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">訓練だと思って、会うたびに今日の日付を聞く人がいます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">これは苦痛でしかありません。</p>



<div style="height:11px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph">日付がわからなくなっている方に今日の日付を尋ねることは、<span class="bold-red">２つの苦痛</span>を伴います。</p>



<div style="height:20px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<ol class="wp-block-list">
<li>　<span class="bold">日付さえわからなくなっている自分に向き合わなければならない苦痛</span></li>



<li><span class="bold">　日付さえわからなくなっている自分を他人にさらけ出す苦痛</span></li>
</ol>



<div style="height:20px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph">もし日付を聞くことが多少の思い出す訓練になるとしても、このような苦痛を伴ってまで毎回尋ねるのはご本人様にとって<span class="bold-red">大きな負担</span>だと私は思います。</p>



<div style="height:12px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph">それよりも、ご本人様と<span class="bold-blue">一緒にカレンダーを見ながら日付の確認</span>をした方がストレスはありません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">カレンダーで季節を感じにくい場合は、<span class="bold-blue">一緒に</span><span class="bold-blue">屋外に出る</span>のもひとつの方法です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">屋外ではカレンダーを見なくても季節を感じられるものがたくさんあります。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><span class="fz-14px">（例えば、紅葉や雪、桜のほかに暑さ・寒さなど。）</span></p>



<figure class="wp-block-image size-large is-resized"><img decoding="async" width="1024" height="678" src="https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2022/11/aj-McsNra2VRQQ-unsplash-1024x678.jpg" alt="" class="wp-image-703" style="width:422px;height:279px" srcset="https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2022/11/aj-McsNra2VRQQ-unsplash-1024x678.jpg 1024w, https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2022/11/aj-McsNra2VRQQ-unsplash-300x199.jpg 300w, https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2022/11/aj-McsNra2VRQQ-unsplash-768x509.jpg 768w, https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2022/11/aj-McsNra2VRQQ-unsplash-1536x1018.jpg 1536w, https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2022/11/aj-McsNra2VRQQ-unsplash.jpg 1920w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<figure class="wp-block-image size-large is-resized"><img decoding="async" width="1024" height="682" src="https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2022/11/maple-leaves-g8d776ecee_1280-1024x682.jpg" alt="" class="wp-image-704" style="width:424px;height:282px" srcset="https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2022/11/maple-leaves-g8d776ecee_1280-1024x682.jpg 1024w, https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2022/11/maple-leaves-g8d776ecee_1280-300x200.jpg 300w, https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2022/11/maple-leaves-g8d776ecee_1280-768x512.jpg 768w, https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2022/11/maple-leaves-g8d776ecee_1280.jpg 1280w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<figure class="wp-block-image size-large is-resized"><img decoding="async" width="1024" height="650" src="https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2022/11/winter-gb1431bb89_1280-1024x650.jpg" alt="" class="wp-image-705" style="width:423px;height:268px" srcset="https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2022/11/winter-gb1431bb89_1280-1024x650.jpg 1024w, https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2022/11/winter-gb1431bb89_1280-300x190.jpg 300w, https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2022/11/winter-gb1431bb89_1280-768x487.jpg 768w, https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2022/11/winter-gb1431bb89_1280.jpg 1280w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<p class="wp-block-paragraph">風景を見ながら季節を一緒に確認することで、季節を肌で感じることができると思います。</p>



<div style="height:20px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph">また、認知症がある方に</p>



<p class="wp-block-paragraph"><span class="bold">「私のこと、覚えてる？」</span></p>



<p class="wp-block-paragraph">と尋ねる人をときどき見かけます。</p>



<div style="height:10px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph">これも、<span class="bold-red">NG</span>です。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><span class="bold">会ってすぐに自分の記憶をテストされる</span>のは、覚えていないご本人様からすれば<span class="bold-red">大きな苦痛</span>でしょう。</p>



<p class="wp-block-paragraph">認知症の方と会う時は、記憶が失われていることを前提で</p>



<div style="height:13px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph">「こんにちは、○○さん。私は○○です。」</p>



<div style="height:10px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph">と<span class="bold-blue">自分から名乗りましょう</span>。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そうすることで認知症の方も安心します。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc4">まとめ</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">今日は、認知症の方へ「今日は何月何日ですか？」と尋ねてはいけない理由についてお話ししました。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong><span class="bold-blue">・・今日のポイン</span></strong><span class="bold-blue">ト・・</span></p>



<p class="wp-block-paragraph"><span class="bold">・認知症の方々の知られざる<span class="bold-red">必死の努力</span></span></p>



<p class="wp-block-paragraph"><span class="bold">・抜け落ちた記憶をテストされる苦痛</span></p>



<p class="wp-block-paragraph"><span class="bold">・覚えていないことはこちらから教えましょう</span></p>



<p class="wp-block-paragraph">認知症の方々は、自分にもの忘れがあること・自分の中の何か（もの忘れなど）が周りに迷惑をかけていることはわかられていて、強い不安を感じられています。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><span class="fz-16px"><span class="fz-14px">（ただし、自分の置かれている状況がわかりづらかったり、相手の気持ちを読むのが難しくなったりすることで、正確に何が原因で周囲が困っているのかはわかりにくい状況にあります。そのことから自分の失敗に対してそしらぬ態度をとってしまい反感を買ってしまうこともあります。このことはまた別の機会にお話しします。）</span></span></p>



<p class="wp-block-paragraph">それに気付かれまいと、必死で取り繕ったりはぐらかしながら過ごされています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">検査や自己紹介をする際などは、認知症の方々の不安な心に寄り添っていただければと思います。</p>



<div style="height:17px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph">この記事が少しでもあなたと認知症のご家族の心に寄り添える材料となったら幸いです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">最後まで読んでいただきありがとうございました。</p>



<div style="height:11px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph"><span class="fz-14px">参考文献：書籍　「認知症とは何か」　著・小澤勲</span></p>



<p class="wp-block-paragraph"><span class="fz-12px"><span class="fz-14px">　　　　　書籍「老いの心と臨床」　著：竹中星郎</span></span></p>



<div style="height:11px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div><p>The post <a href="https://ninchisho-consultation.com/do-not-ask-this-contents/">「今日は何月何日ですか？」認知症をお持ちの方にこの質問がNGな理由</a> first appeared on <a href="https://ninchisho-consultation.com">ルカの認知症コンサルテーション</a>.</p>]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>TVの音量は大きすぎませんか？認知症の方に騒がしい環境がNGな本当の理由</title>
		<link>https://ninchisho-consultation.com/silent-environment/?utm_source=rss&#038;utm_medium=rss&#038;utm_campaign=silent-environment</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[ルカ]]></dc:creator>
		<pubDate>Sat, 08 Oct 2022 00:13:43 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[体験談とルカの視点]]></category>
		<category><![CDATA[認知症の症状・対応のヒント]]></category>
		<category><![CDATA[絆をつなぐ関わり方]]></category>
		<category><![CDATA[ユマニチュード]]></category>
		<category><![CDATA[高齢者介護]]></category>
		<category><![CDATA[ソシオエステ]]></category>
		<category><![CDATA[認知症サポート]]></category>
		<category><![CDATA[妄想]]></category>
		<category><![CDATA[介護情報]]></category>
		<category><![CDATA[看護]]></category>
		<category><![CDATA[高齢者の生活]]></category>
		<category><![CDATA[音]]></category>
		<category><![CDATA[介護の悩み]]></category>
		<category><![CDATA[環境]]></category>
		<category><![CDATA[騒音]]></category>
		<category><![CDATA[健康管理]]></category>
		<category><![CDATA[環境管理]]></category>
		<category><![CDATA[認知症予防]]></category>
		<category><![CDATA[認知症と環境]]></category>
		<category><![CDATA[認知症の理解]]></category>
		<category><![CDATA[認知症]]></category>
		<category><![CDATA[認知症ケア]]></category>
		<category><![CDATA[介護]]></category>
		<category><![CDATA[家族のための情報]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://ninchisho-consultation.com/?p=671</guid>

					<description><![CDATA[<p>あなたの大切な方の介護、毎日本当にお疲れ様です。 「私たちが静かに暮らせるようにしてください」 認知症の語り部　クリスティーン・ブライデンさんはこのように訴えられています。 ※以下の記事は、私個人の見解を含みます。 目次 [&#8230;]</p>
<p>The post <a href="https://ninchisho-consultation.com/silent-environment/">TVの音量は大きすぎませんか？認知症の方に騒がしい環境がNGな本当の理由</a> first appeared on <a href="https://ninchisho-consultation.com">ルカの認知症コンサルテーション</a>.</p>]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p class="wp-block-paragraph">あなたの大切な方の介護、毎日本当にお疲れ様です。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><span class="bold">「私たちが静かに暮らせるようにしてください」</span></p>



<p class="wp-block-paragraph">認知症の語り部　クリスティーン・ブライデンさんはこのように訴えられています。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><span class="fz-14px">※以下の記事は、私個人の見解を含みます。</span></p>




  <div id="toc" class="toc tnt-number toc-center tnt-number border-element"><input type="checkbox" class="toc-checkbox" id="toc-checkbox-12" checked><label class="toc-title" for="toc-checkbox-12">目次</label>
    <div class="toc-content">
    <ol class="toc-list open"><li><a href="#toc1" tabindex="0">認知症の方はたくさんの音を脳で処理することが難しい</a></li><li><a href="#toc2" tabindex="0">騒音が続くことで不安・混乱を招く</a></li><li><a href="#toc3" tabindex="0">静かな時間を</a></li><li><a href="#toc4" tabindex="0">落ち着ける場所を</a></li><li><a href="#toc5" tabindex="0">まとめ</a></li></ol>
    </div>
  </div>

<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc1">認知症の方はたくさんの音を脳で処理することが難しい</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">「うるさーい！」と怒鳴られる認知症の方を見かけたことはないでしょうか。</p>



<p class="wp-block-paragraph">認知症になると、脳に入ってくる刺激を上手に処理することが難しくなります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">これは<span class="bold">感覚のスクリーニング機能の障害</span>と呼ばれています。</p>



<div style="height:19px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph">下の図をご覧ください。</p>



<p class="wp-block-paragraph">これは若者（健常者）の脳です。</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="1024" height="768" src="https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2022/10/f22f6a258e5dccb6cfa20f018def4656.jpg" alt="" class="wp-image-1412" srcset="https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2022/10/f22f6a258e5dccb6cfa20f018def4656.jpg 1024w, https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2022/10/f22f6a258e5dccb6cfa20f018def4656-300x225.jpg 300w, https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2022/10/f22f6a258e5dccb6cfa20f018def4656-768x576.jpg 768w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<p class="wp-block-paragraph">若者の脳は<span class="bold-blue">性能の良いパソコン</span>です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">入ってくる情報を「<span class="bold">必要な情報</span>」と「<span class="bold">必要でない情報</span>」に素早く振り分けることができます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">若者の脳は、必要な情報だけを抜き出すことができます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">このためラジオやTVの音の中でも、相手の会話の内容だけを聞き取ることができます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">このとき、ラジオやTVの音は「必要でない情報」として<span class="bold">無視</span>されます。</p>



<div style="height:34px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph">今度は認知症の方の脳を見てみましょう。</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="1024" height="768" src="https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2022/10/6e8255becebf96b9c2210922e040dc8f.jpg" alt="" class="wp-image-1413" srcset="https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2022/10/6e8255becebf96b9c2210922e040dc8f.jpg 1024w, https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2022/10/6e8255becebf96b9c2210922e040dc8f-300x225.jpg 300w, https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2022/10/6e8255becebf96b9c2210922e040dc8f-768x576.jpg 768w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<p class="wp-block-paragraph">認知症の方の脳は、感覚のフィルター機能が落ちています。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><span class="bold">「必要な情報」と「必要でない情報」を振り分けることが難しく、大量の音の情報がそのまま脳に流れ込んできてしまいます。</span></p>



<p class="wp-block-paragraph">感覚のフィルター機能には、脳の多くのメモリーを消費すると言われています。</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="1024" height="768" src="https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2022/10/81ad459607c651338cb6d8aabcf5df28.jpg" alt="" class="wp-image-1414" srcset="https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2022/10/81ad459607c651338cb6d8aabcf5df28.jpg 1024w, https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2022/10/81ad459607c651338cb6d8aabcf5df28-300x225.jpg 300w, https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2022/10/81ad459607c651338cb6d8aabcf5df28-768x576.jpg 768w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<p class="wp-block-paragraph">必要な情報だけを抜き出すことが難しいため、相手の話をキャッチするのが難しくなります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">たくさんの音が頭に流れ込み、<span class="bold">脳が疲れてショートしてしまいます。</span></p>



<p class="wp-block-paragraph">「うるさーい！」と叫んでしまう方は、たくさんの音で脳がくたくたになっている可能性があります。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc2">騒音が続くことで不安・混乱を招く</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">クリスティーンさんは「ショッピングセンター、診療所、ディケアのようなところに行くと、ラジオやテレビの音、電話の鳴る音、人の話し声などの雑音があり、人の往き来が激しい。それは<span class="bold">まるで泡立て器のように、頭のなかをかき混ぜてしまう</span>」とおっしゃっています。そこで「耳栓をして行くことにした」とも書いておられます。</p>



<figure class="wp-block-image size-full is-resized"><img decoding="async" width="640" height="427" src="https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2022/10/3632631_s.jpg" alt="" class="wp-image-684" style="aspect-ratio:1.5;width:840px;height:auto" srcset="https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2022/10/3632631_s.jpg 640w, https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2022/10/3632631_s-300x200.jpg 300w" sizes="(max-width: 640px) 100vw, 640px" /></figure>



<p class="wp-block-paragraph"><span class="bold">夕暮れ症候群</span>という言葉をご存知でしょうか。</p>



<p class="wp-block-paragraph">認知症がある高齢者が、夕方になると落ち着かなくなる状態のことを指します。</p>



<p class="wp-block-paragraph">この原因は諸説（見当識障害，意識の変動など）ありますが、<span class="bold">日中の多すぎる刺激が一因</span>という説があります<span class="fz-12px">（ユマニチュード基礎研修より）。</span></p>



<figure class="wp-block-image size-full is-resized"><img decoding="async" width="640" height="427" src="https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2022/10/2797365_s.jpg" alt="" class="wp-image-685" style="width:515px;height:343px" srcset="https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2022/10/2797365_s.jpg 640w, https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2022/10/2797365_s-300x200.jpg 300w" sizes="(max-width: 640px) 100vw, 640px" /></figure>



<p class="wp-block-paragraph">日中たくさんの刺激が脳に流れ込むと、夕方ごろになると脳が一杯一杯の状態になります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">脳がもう働く余裕がなくなることが、夕暮れ症候群の原因となると一説には考えられています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ちょうどコップに水が一杯になり、溢れ出てしまうように。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc3">静かな時間を</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">では、私たちはどうすればよいでしょうか。</p>



<p class="wp-block-paragraph">それは、<span class="bold-blue">静かに過ごせる時間</span>を作ることです。</p>



<figure class="wp-block-image size-large is-resized"><img decoding="async" width="1024" height="683" src="https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2022/10/nathan-dumlao-cspncX4cUnQ-unsplash-1024x683.jpg" alt="" class="wp-image-686" style="width:520px;height:347px" srcset="https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2022/10/nathan-dumlao-cspncX4cUnQ-unsplash-1024x683.jpg 1024w, https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2022/10/nathan-dumlao-cspncX4cUnQ-unsplash-300x200.jpg 300w, https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2022/10/nathan-dumlao-cspncX4cUnQ-unsplash-768x512.jpg 768w, https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2022/10/nathan-dumlao-cspncX4cUnQ-unsplash-1536x1024.jpg 1536w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<p class="wp-block-paragraph">音であふれかえる環境から離れ、静かに過ごせる時間を作ることで、脳を休めることができます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">短時間の昼寝も効果的です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">リラックスしてゆっくり静かに過ごす時間は、脳を休めて記憶を整理・固定する働きが生まれます。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><span class="fz-12px">（脳の一部・後帯状回によるデフォルトモード・ネットワークの働き　畿央大学教授：</span><span class="fz-12px">森岡周氏</span><span class="fz-12px">）</span></p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc4">落ち着ける場所を</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">大半のディケアでは、とくに熱心にかかわろうとしている施設ほど、<span class="bold">「逃げ場」がないことが多い</span>。つまり、刺激が氾濫する時間帯が多く、感覚のスクリーニングがうまく機能しない人は「うるさい」と感じる。その結果、混乱し、いらいらして行動にまとまりがなくなってしまう人は確かにいる。<br><span class="fz-12px">（「認知症とは何か」　著：小澤勲　より一部引用</span><span class="fz-12px">）</span></p>



<div style="height:19px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph">このように、特にデイケアなどで落ち着ける場所がないことも少なくありません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">例えば、難聴の患者様のご要望でTVが大音量になっていることがある場合があります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">しかし、認知症の患者様は「音量が大きいから下げてほしい」と伝えることは難しくなります</p>



<p class="wp-block-paragraph"><span class="bold">「音量を下げてほしい」と言えない方々こそ、騒音があふれる環境で大きなストレスをためられている恐れがある</span>と感じました。</p>



<div style="height:28px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph">そんなときは、<span class="bold-blue">落ち着ける場所</span>を別に作っておくことが大切です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">デイケアであれば、音が届きにくいスペースを確保し、ゆっくり過ごせる環境を作るとよいと思います。</p>



<p class="wp-block-paragraph">また、施設・病院であれば、自分のお部屋でゆっくり過ごすお誘いをしてみるのも良いかもしれません。</p>



<div style="height:19px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph">音の問題以外にも、談話室などの<span class="bold-red">共有スペースで過ごす時間が多すぎる</span>と、それも認知症の方にとっての大きなストレスとなる可能性があります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「少し静かなお部屋でゆっくりしませんか？」</p>



<p class="wp-block-paragraph">と声をかけてみるのも大切です。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc5">まとめ</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">今回は、音の刺激の影響についてお話ししました。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong><span class="bold-blue">・・今日のポイント・・</span></strong></p>



<ul class="wp-block-list">
<li><span class="bold">認知症の方はたくさんの音を脳で処理することが難しい</span></li>



<li><span class="bold">騒音が続くことで<span class="bold-red">不安・混乱</span>を招く</span></li>



<li><span class="bold">静かな時間を</span></li>



<li><span class="bold">落ち着ける場所を</span></li>
</ul>



<p class="wp-block-paragraph">認知症の方々にとって、多すぎる音の刺激は脳を疲れさせてしまいます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">さらに「たくさんの音で疲れる」と訴えることができる人は多くありません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ぜひ「音は大きすぎないかな？」「落ち着ける場所と時間は取れているかな？」という視点から見てみてください。</p>



<div style="height:11px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph">今回は触れませんでしたが、認知症の方々にとって疲れ果てる原因は、音だけではありません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">脳の機能が低下していく中で、いつも頭をフル回転させていないと生活していけないギリギリの状態であることもあります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">また、自分がそんな状態にあることを周りに気づかれないように、必死の努力をされている人も数多くいらっしゃいます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そんな認知症の方々の生きづらさを知ることで、安心して過ごせるサポートができるのではないかと私は思います。</p>



<p class="wp-block-paragraph"></p>



<p class="wp-block-paragraph">この記事があなたと認知症のご家族にとって安心できる環境づくりのヒントになれば嬉しいです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">最後まで読んでいただきありがとうございました。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><span class="fz-12px">参考資料：「認知症とは何か」著：小澤勲，ユマニチュード基礎研修，</span><span class="fz-12px">リハノメ講座「脳の構造と機能」森岡周</span></p><p>The post <a href="https://ninchisho-consultation.com/silent-environment/">TVの音量は大きすぎませんか？認知症の方に騒がしい環境がNGな本当の理由</a> first appeared on <a href="https://ninchisho-consultation.com">ルカの認知症コンサルテーション</a>.</p>]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>「あなたが盗ったんでしょ！この人でなし！」そう言わざるをえなくなる物盗られ妄想に隠された声とあなたが取るべき行動４つ</title>
		<link>https://ninchisho-consultation.com/monotorare-mousou/?utm_source=rss&#038;utm_medium=rss&#038;utm_campaign=monotorare-mousou</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[ルカ]]></dc:creator>
		<pubDate>Sat, 17 Sep 2022 00:27:46 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[認知症の症状・対応のヒント]]></category>
		<category><![CDATA[絆をつなぐ関わり方]]></category>
		<category><![CDATA[体験談とルカの視点]]></category>
		<category><![CDATA[介護情報]]></category>
		<category><![CDATA[パーソンセンタードケア]]></category>
		<category><![CDATA[高齢者の生活]]></category>
		<category><![CDATA[看護]]></category>
		<category><![CDATA[コミュニケーション]]></category>
		<category><![CDATA[イライラ]]></category>
		<category><![CDATA[介護のコツ]]></category>
		<category><![CDATA[物盗られ妄想]]></category>
		<category><![CDATA[家族の悩み]]></category>
		<category><![CDATA[健康管理]]></category>
		<category><![CDATA[介護と心理]]></category>
		<category><![CDATA[認知症予防]]></category>
		<category><![CDATA[認知症の理解]]></category>
		<category><![CDATA[認知症ケア]]></category>
		<category><![CDATA[認知症]]></category>
		<category><![CDATA[高齢者介護]]></category>
		<category><![CDATA[介護]]></category>
		<category><![CDATA[認知症サポート]]></category>
		<category><![CDATA[ユマニチュード]]></category>
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					<description><![CDATA[<p>あなたの大切な方の介護、毎日本当にお疲れ様です。 今回は、アルツハイマー型認知症によくみられる物盗られ妄想の裏に隠された背景についてシェアしたいと思います。 物盗られ妄想の標的になったご家族は、大変苦しい思いをされている [&#8230;]</p>
<p>The post <a href="https://ninchisho-consultation.com/monotorare-mousou/">「あなたが盗ったんでしょ！この人でなし！」そう言わざるをえなくなる物盗られ妄想に隠された声とあなたが取るべき行動４つ</a> first appeared on <a href="https://ninchisho-consultation.com">ルカの認知症コンサルテーション</a>.</p>]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p class="wp-block-paragraph">あなたの大切な方の介護、毎日本当にお疲れ様です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">今回は、アルツハイマー型認知症によくみられる<span class="bold">物盗られ妄想の裏に隠された背景</span>についてシェアしたいと思います。</p>



<p class="wp-block-paragraph">物盗られ妄想の標的になったご家族は、大変苦しい思いをされていると思います。</p>



<p class="wp-block-paragraph">物盗られ妄想の背景を知ることで、少しでもあなたの苦しみが軽くなれば嬉しいです。</p>




  <div id="toc" class="toc tnt-number toc-center tnt-number border-element"><input type="checkbox" class="toc-checkbox" id="toc-checkbox-14" checked><label class="toc-title" for="toc-checkbox-14">目次</label>
    <div class="toc-content">
    <ol class="toc-list open"><li><a href="#toc1" tabindex="0">しっかり者の女性がおちいった袋小路</a></li><li><a href="#toc2" tabindex="0">受け入れがたい現実の中で自分を保つための方法</a></li><li><a href="#toc3" tabindex="0">あなたが取るべき行動４つ</a><ol><li><a href="#toc4" tabindex="0">一緒に探そうと伝える</a></li><li><a href="#toc5" tabindex="0">本人に探し物を見つけさせる</a></li><li><a href="#toc6" tabindex="0">本人が役割をもてる場を作る</a></li><li><a href="#toc7" tabindex="0">介護サービスの利用</a></li></ol></li><li><a href="#toc8" tabindex="0">まとめ</a></li></ol>
    </div>
  </div>

<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc1">しっかり者の女性がおちいった袋小路</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph"> あるしっかり者の女性がいました。</p>



<p class="wp-block-paragraph"> 責任感が強く、他の人の仕事もすすんで引き受け、周りからも頼りにされていました。 </p>



<p class="wp-block-paragraph">やがて祖母となり、家に嫁いできた嫁にはしっかり者のお義母さんとして頼りにされていました。 </p>



<p class="wp-block-paragraph">得意料理の肉じゃがは、嫁から「さすがお義母さんの味付けですね！」とよく褒められていました。 </p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="640" height="427" src="https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2022/12/25427210_s.jpg" alt="" class="wp-image-755" srcset="https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2022/12/25427210_s.jpg 640w, https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2022/12/25427210_s-300x200.jpg 300w" sizes="(max-width: 640px) 100vw, 640px" /></figure>



<div style="height:19px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph">・・しかし、ある時から物忘れがあらわれ始め、鍋を焦がすなどの失敗が目立つようになりました。</p>



<p class="wp-block-paragraph"> この頃から嫁に向かって、「私の指輪、あなたが盗ったんでしょ！この人でなし！」とことあるごとにつっかかるようになりました。 </p>



<p class="wp-block-paragraph">もっとも信頼すべき介護者に向けて、このような言葉が投げつけられます。 </p>



<p class="wp-block-paragraph">一生懸命世話をしているにもかかわらず、そのような言葉を言われると、介護者は途方に暮れてしまいます。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc2">受け入れがたい現実の中で自分を保つための方法</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph"> 教科書には</p>



<p class="wp-block-paragraph">「物盗られ妄想は、認知症のよくある周辺症状です」 </p>



<p class="wp-block-paragraph">「一緒に探してみて、見つかったら落ち着くことがあります」 </p>



<p class="wp-block-paragraph">とよく書いてあります。</p>



<div style="height:20px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph"> それは物盗られ妄想の表面をすくったにすぎません。 </p>



<p class="wp-block-paragraph">この女性にとって、嫁から頼られる立場から、今後嫁から世話をしてもらわなければならない立場に変わる（落ちる）ことは簡単に受け入れられることではなかったはずです。でも、世話を受けなければ生きていくことはできません。世話を受けたくない気持ちが強い反面、助けてほしい気持ちも同じくらいあります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">これから世話を受け続ける立場に回るが助けてほしいとどうしても言えないという<span class="bold"><span class="bold-red">受け入れがたい現実</span>を受け入れなければならないという袋小路で、自分をどうにかして保つための方法</span>が物盗られ妄想です。</p>



<div style="height:6px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph">偏見を生むとよくありませんが、物盗られ妄想をもつ方の性格特性は<span class="bold">メランコリー親和型</span>が多いと言われています。<br>いわゆる真面目なしっかり者で、エネルギーに満ち溢れ、年より若いと言われ続けてきた方々です。<br>メランコリー親和型性格の方々は鬱病になりやすいことで知られています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">このような方々は</p>



<p class="wp-block-paragraph"><span class="bold">「世話をするのは得意だが、世話をされるのは苦手」</span></p>



<p class="wp-block-paragraph">な方々が多いと言われています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">だからこそ、「物盗られ妄想」が一番身近な介護者に向けられる理由は、「絶対世話になりたくない！」という攻撃する心があり、また同時に「本当は頼りたい。助けてほしい。」という反対の気持ちがあるするためだと小澤氏は述べています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「なぜ最も依存すべき相手に攻撃性を向けるのか」の答えは、<span class="bold-red"><span class="bold-blue">一番信頼している人</span></span>だからです。もしあなたが物盗られ妄想で攻撃されているなら、<span class="bold-blue">あなたのことを一番信頼している証拠</span>なのです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">実際に、物盗られ妄想が消失したあと、多くの事例で<span class="bold">妄想対象だった人間が「最も頼りにされる存在」に変わる</span>という事実があります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">受け入れがたい現実をどうにか受け入れることができた時、他者を頼りつつ生きるという新たな生き方に移ることができるのかもしれません。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc3">あなたが取るべき行動４つ</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">「あなたが盗ったに違いない！」と物盗られ妄想で攻撃されることは、非常につらいものです。あなたの人格まで否定する発言が次々に浴びせられることもあるでしょう。</p>



<p class="wp-block-paragraph">あなたが物盗られ妄想を向けられた時、あなたが取るべき行動を紹介します。</p>



<ul class="wp-block-list">
<li><strong>一緒に探そうと伝える</strong></li>



<li><strong>本人に探し物を見つけさせる</strong></li>



<li><strong>本人が役割をもてる場を作る</strong></li>



<li><strong>介護サービスの利用</strong></li>
</ul>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc4">一緒に探そうと伝える</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">「財布がない！あなたが盗ったんじゃない？」と言われたら、あなたは「私は盗ってなんかない！」と言いたくなりますよね。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そういう気持ちを抑え、「財布がなくて困ってたんだね。一緒に探そう」と声をかけてみてください。<strong>最初の一言を<span class="bold-blue">共感</span>から始める</strong>ことがとても重要です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">また、自分が置き場所を忘れていると指摘されることは、本人にとって一番言われたくない言葉です。</p>



<ul class="wp-block-list">
<li><strong><span class="bold-red">NG</span>例：</strong> 「私は盗ってないよ！」「自分でしまって置き場所を忘れてるんでしょ！」</li>



<li><strong><span class="bold-blue">OK</span>例：</strong> 「それは大変！財布なものがないと困るよね。一緒に探そうか？」</li>
</ul>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc5">本人に探し物を見つけさせる</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">財布を探しているとして、もし財布をあなたが先に見つけても、「ほら、ここにあったよ」と持って行かないでください。あなたが財布をもって本人の所へ行くと「あなたが隠してたんでしょう！」となる場合があります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">もし財布を見つけたら、それとなく本人が見つけられるように促します。</p>



<ul class="wp-block-list">
<li><strong><span class="bold-red">NG</span>例：</strong> 「ほら、タンスの中にあったよ。置き場所を忘れてただけじゃない」</li>



<li><strong><span class="bold-blue">OK</span>例：</strong> 「タンスの中は探した？まだだったら探してみて」</li>
</ul>



<p class="wp-block-paragraph">自分で発見することで、あなたに攻撃の矛先が向くことを避けることができます。ただし、「あなたが盗ったのをここに置いた」などと言われることもあると思います。それは、「一番信頼しているあなただから」そう言ってしまうと捉えてください。本当は気持ちのやり場がなく、助けてほしいのです。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc6">本人が役割をもてる場を作る</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">本人に小さくても活躍できる場（仕事や役割）をもっていただくことが大切です。例えば、小さな役割とは以下のようなものがあります。</p>



<ul class="wp-block-list">
<li>皿洗い</li>



<li>洗濯ものたたみ</li>



<li>配膳</li>
</ul>



<p class="wp-block-paragraph">ここでもし不手際があったとしても、指摘しないようにしてください。例えば、少しくらい洗い残しがあったとしても、後で洗いなおせばよいのです。重要なのは、「ありがとう！助かったよ」と感謝される機会があるということです。</p>



<ul class="wp-block-list">
<li><strong><span class="bold-red">NG</span>例：</strong> 「お母さんは洗い残したりするから、私が洗っとくよ」</li>



<li><strong><span class="bold-blue">OK</span>例：</strong> 「お母さん、洗いものお願いできる？」「助かったよ、ありがとう」</li>
</ul>



<p class="wp-block-paragraph">小さな役割を持つことで、世話を受ける側に回ってしまうという気持ちを少なくできますし、自信を取り戻すことができます。認知症になると一生ミスを指摘される人生になってしまいかねません。そこであなたからの感謝の一言があれば、生きる希望が生まれることもあると思います。</p>



<p class="wp-block-paragraph">関連記事：<a href="https://ninchisho-consultation.com/essential-roles-for-ninchisho/" target="_blank" title="">役割こそ認知症の方に最も必要なもの　認知症となってもできることの見つけ方</a></p>



<p class="wp-block-paragraph">私が出会った物盗られ妄想がみられる方は、ありとあらゆる物を盗られたと話される方でした。しかし、作業活動で活躍の場をつくり作品が評価を受けるようになると、自然と物を盗られるという発言は減っていきました。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc7">介護サービスの利用</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">もしあなたが介護サービスを十分に使わていなかったとすれば、ぜひ積極的に使うことをおすすめします。例えば、デイケアやデイサービスなど。</p>



<p class="wp-block-paragraph">理由は２つあります。</p>



<ul class="wp-block-list">
<li><strong>第三者を入れるほうがあなたと本人の関係は良くなる</strong></li>



<li><strong>あなたの心と体に余裕がなければ対処法がわかっても取り組めない</strong></li>
</ul>



<p class="wp-block-paragraph">うまくいっていない関係の２人がいたとして、いくら２人だけで時間を過ごしても関係は改善しないことはあらゆるところで見られます。例えば、戦争している２つの国に、第３国が仲介に入るなど。何事も２者関係よりも３者関係の方が関係はよくなるきっかけを作りやすいのです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">また、物盗られ妄想で攻撃を向けられることは、心も体も疲れ果ててしまうことでしょう。物盗られ妄想の対処法と背景を知ったとしても、あなたに余裕がなければ元も子もありません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そのため、デイケアやデイサービスを十分に利用する（必要に応じてショートステイも）ことで、あなたは本人とある程度の距離を置くことができ、心の余裕を作ることができます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">デイケアやデイサービスで本人が活躍できる活動が提供されていれば、さらに良い効果が期待できます。同じような状況の仲間と交流することだけでも、本人にとってリフレッシュになると思います。</p>



<p class="wp-block-paragraph">関連記事：<a href="https://ninchisho-consultation.com/why-family-support-for-dementia-necessary/" target="_blank" title="">【専門家が解説】認知症の家族との関わり方｜本人も家族も心が軽くなる5つのヒント</a></p>



<p class="wp-block-paragraph">関連記事：<a href="https://ninchisho-consultation.com/how-to-choose-reliable-facility-for-dementia/" target="_blank" title="">後悔しないために！信頼できる認知症ケア施設選びのポイント３選</a></p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc8">まとめ</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">攻撃を向けられることはとても苦しく、怒りが湧いてきますよね。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ただ、あなたの家族も苦しんでいて、どうしようもない気持ちをもっていることも確かです。そしてあなたのことを一番に信頼しています。だからこそ、あなたを攻撃してしまうのです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">もし物盗られ妄想のご利用者様に出会ったら、その裏の心の声に耳を澄ませてみてください。そして、心の声をくみ取った対応をすれば、よい方向に向かう可能性は十分にあると私は思います。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>物盗られ妄想が落ち着いたあと、攻撃を受けていた人は<span class="bold-blue">最も信頼される人</span>に変わる</strong>という事実があります。この先ずっと妄想が続くわけではないと思って、上記の対処法をやってみていただければと思います。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そして、子育てと同じように、介護にも終わりがあります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">介護の終わりを迎えた後もあなたの人生が燃え尽きることなくご自分の人生を生きられますように。<br>関連リンク：<a href="https://ninchisho-consultation.com/dementia-remaining-life/" target="_blank">4大認知症の「余命」とは？ 種類別の寿命と影響因子をわかりやすく解説</a></p>



<p class="wp-block-paragraph">この記事が少しでもあなたとご家族の心に寄り添える材料となったら幸いです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">最後まで読んでいただきありがとうございました。</p>



<div style="height:26px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph">参考文献　：　「痴呆を生きるということ」小澤勲 著</p>



<figure class="wp-block-image size-full is-resized"><img decoding="async" width="178" height="293" src="https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2022/09/417EY5R08FL._SY291_BO1204203200_QL40_ML2_.jpg" alt="" class="wp-image-664" style="width:221px;height:364px"/><figcaption class="wp-element-caption">2003年初版にもかかわらず今も色あせない名著。</figcaption></figure><p>The post <a href="https://ninchisho-consultation.com/monotorare-mousou/">「あなたが盗ったんでしょ！この人でなし！」そう言わざるをえなくなる物盗られ妄想に隠された声とあなたが取るべき行動４つ</a> first appeared on <a href="https://ninchisho-consultation.com">ルカの認知症コンサルテーション</a>.</p>]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>「わかっているけどイライラしてしまう」介護で行き詰まらないための楽になる方法</title>
		<link>https://ninchisho-consultation.com/how-to-go-along-with-stress/?utm_source=rss&#038;utm_medium=rss&#038;utm_campaign=how-to-go-along-with-stress</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[ルカ]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 18 May 2022 21:36:56 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[介護のストレスと気持ちの整理]]></category>
		<category><![CDATA[絆をつなぐ関わり方]]></category>
		<category><![CDATA[体験談とルカの視点]]></category>
		<category><![CDATA[言葉]]></category>
		<category><![CDATA[ストレス解消]]></category>
		<category><![CDATA[健康管理]]></category>
		<category><![CDATA[介護疲れ]]></category>
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		<category><![CDATA[看護]]></category>
		<category><![CDATA[認知症介護]]></category>
		<category><![CDATA[イライラ]]></category>
		<category><![CDATA[介護ストレス]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://ninchisho-consultation.com/?p=481</guid>

					<description><![CDATA[<p>あなたの大切な方の介護、毎日本当にお疲れ様です。 「ご飯まだ？」 何度も同じことを言われると、怒るのはよくないとわかっていても誰だってイライラしてしまいますよね。 そんな時にあなたがイライラしなくてすむ具体的な方法をご紹 [&#8230;]</p>
<p>The post <a href="https://ninchisho-consultation.com/how-to-go-along-with-stress/">「わかっているけどイライラしてしまう」介護で行き詰まらないための楽になる方法</a> first appeared on <a href="https://ninchisho-consultation.com">ルカの認知症コンサルテーション</a>.</p>]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p class="wp-block-paragraph">あなたの大切な方の介護、毎日本当にお疲れ様です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「ご飯まだ？」</p>



<p class="wp-block-paragraph">何度も同じことを言われると、怒るのはよくないとわかっていても誰だってイライラしてしまいますよね。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そんな時にあなたがイライラしなくてすむ具体的な方法をご紹介します。</p>




  <div id="toc" class="toc tnt-number toc-center tnt-number border-element"><input type="checkbox" class="toc-checkbox" id="toc-checkbox-16" checked><label class="toc-title" for="toc-checkbox-16">目次</label>
    <div class="toc-content">
    <ol class="toc-list open"><li><a href="#toc1" tabindex="0">「頑張らない」ことを頑張る　深呼吸の効果と言葉の使い方</a><ol><li><a href="#toc2" tabindex="0">マインドフルネス</a></li><li><a href="#toc3" tabindex="0">「頑張らなくてはダメだ」から抜け出す</a><ol><li><a href="#toc4" tabindex="0">老親を一人で介護する50代男性の苦しみ</a></li><li><a href="#toc5" tabindex="0">真面目で一生懸命な人ほど思いつめる</a></li></ol></li><li><a href="#toc6" tabindex="0">助けてもらう</a><ol><li><a href="#toc7" tabindex="0">通いのサービス</a></li><li><a href="#toc8" tabindex="0">一時宿泊サービス</a></li><li><a href="#toc9" tabindex="0">入所サービス</a></li><li><a href="#toc10" tabindex="0">相談窓口</a></li></ol></li><li><a href="#toc11" tabindex="0">学ぶ</a></li></ol></li><li><a href="#toc12" tabindex="0">まとめ</a></li></ol>
    </div>
  </div>

<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc1">「頑張らない」ことを頑張る　深呼吸の効果と言葉の使い方</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">「何回同じこと聞くの！」</p>



<p class="wp-block-paragraph">「夜中なのにどこに出ていくの！」</p>



<p class="wp-block-paragraph">そんな毎日を頑張りすぎていると、気持ちの余裕もなくなります。</p>



<figure class="wp-block-image size-large is-resized"><img decoding="async" width="1280" height="1281" src="https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2022/05/anthony-tran-i-ePv9Dxg7U-unsplash-edited.jpg" alt="" class="wp-image-483" style="width:355px" srcset="https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2022/05/anthony-tran-i-ePv9Dxg7U-unsplash-edited.jpg 1280w, https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2022/05/anthony-tran-i-ePv9Dxg7U-unsplash-edited-300x300.jpg 300w, https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2022/05/anthony-tran-i-ePv9Dxg7U-unsplash-edited-1024x1024.jpg 1024w, https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2022/05/anthony-tran-i-ePv9Dxg7U-unsplash-edited-150x150.jpg 150w, https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2022/05/anthony-tran-i-ePv9Dxg7U-unsplash-edited-768x769.jpg 768w, https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2022/05/anthony-tran-i-ePv9Dxg7U-unsplash-edited-100x100.jpg 100w" sizes="(max-width: 1280px) 100vw, 1280px" /></figure>



<p class="wp-block-paragraph">「怒ってはだめ」</p>



<p class="wp-block-paragraph">そう思っていても、気持ちに余裕がないとついイライラしてしまいますよね。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そんな時に、気持ちに余裕をもたせる方法をご紹介します。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc2">マインドフルネス</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">一言でいうと<span class="bold">瞑想</span>のことです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">マインドフルネスとは、心と体のバランスをとる有効な方法として注目されています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">皆さんご存知のグーグルやアップルでも社内研修で取り入れられています。</p>



<div style="height:10px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph">目を閉じて呼吸・自分の体の感覚・心の動きに意識を向け、「今をありのままに受け入れる」ことを意識します。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ちょっと難しいかもしれませんが、慣れてくると仕事中や車の運転中でもできるようになってきます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">私は↓の本を読んでマインドフルネスと出会い、毎日10分程度続けています。</p>



<figure class="wp-block-image size-full is-resized"><img decoding="async" width="337" height="499" src="https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2022/05/51iAFEAOoLS._SX335_BO1204203200_.jpg" alt="" class="wp-image-486" style="width:191px;height:283px" srcset="https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2022/05/51iAFEAOoLS._SX335_BO1204203200_.jpg 337w, https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2022/05/51iAFEAOoLS._SX335_BO1204203200_-203x300.jpg 203w" sizes="(max-width: 337px) 100vw, 337px" /><figcaption class="wp-element-caption">頭を「からっぽ」にするレッスン 10分間瞑想でマインドフルに生きる<br><a href="https://www.amazon.co.jp/%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BB%E3%83%97%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%B3%E3%83%A0/e/B08K99T246/ref=dp_byline_cont_book_1">アンディ・プディコム</a>&nbsp;<a href="javascript:void(0)"></a>&nbsp;(著),&nbsp;<a href="https://www.amazon.co.jp/s/ref=dp_byline_sr_book_2?ie=UTF8&amp;field-author=%E6%BA%80%E5%9C%92+%E7%9C%9F%E6%9C%A8&amp;text=%E6%BA%80%E5%9C%92+%E7%9C%9F%E6%9C%A8&amp;sort=relevancerank&amp;search-alias=books-jp" title="満園 真木">満園 真木</a>&nbsp;(翻訳)</figcaption></figure>



<div style="height:11px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph">マインドフルネスで悩みがなくなるわけではありません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ただ、心が落ち着き、必要以上に追い詰められることはなくなると私は感じています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">例えば、トイレに入ったときに１回でも<strong>深呼吸</strong>をしてみてください。深呼吸だけでも大きなストレスを和らげる効果が示されています。深呼吸は、最も簡単で効果的なストレス解消法なのです。</p>



<figure class="wp-block-image size-large"><img decoding="async" width="1024" height="768" src="https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2022/05/23025788-1024x768.png" alt="" class="wp-image-1499" srcset="https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2022/05/23025788-1024x768.png 1024w, https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2022/05/23025788-300x225.png 300w, https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2022/05/23025788-768x576.png 768w, https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2022/05/23025788-1536x1152.png 1536w, https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2022/05/23025788.png 1600w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<p class="wp-block-paragraph">私は通勤中や疲れたと感じるときは、１回でも深呼吸をするように習慣づけています。へその下を意識して大きく息を吸い、ゆっくり吐き切ります。もしできるなら５回ほど行うと効果的です。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc3">「頑張らなくてはダメだ」から抜け出す</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">「自分が頑張らなければ」</p>



<p class="wp-block-paragraph">そう思い込んでいませんか？？</p>



<p class="wp-block-paragraph">「頑張らなくてはダメだ」という信念が、私たちの社会には蔓延しています。「苦労は勝手でもしろ」という言葉があるように、苦労は美徳のように考えられている風潮があります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ただ、心のゆとりがなくなれば、介護に余裕がもてなくなります。すると、介護される認知症の方も苦しむことになります。あなたはあなた自身を大切にできていますか？</p>



<div style="height:21px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph">PRESIDENT Onlineに禅僧・<a href="https://president.jp/list/author/%E5%8D%97%20%E7%9B%B4%E5%93%89"><strong>南 直哉</strong></a>さんの記事があります。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><span class="fz-12px">（以下、<a rel="noopener" href="https://president.jp/articles/-/56556" target="_blank">PRESIDENT Online ｢相手を変えたければ､まず自分を変えよう｣そんなよくある助言を､禅僧が真正面から否定するワケ」</a>より一部引用</span></p>



<h4 class="wp-block-heading"><span id="toc4">老親を一人で介護する50代男性の苦しみ</span></h4>



<p class="wp-block-paragraph">まずは家族の問題について「自分さえがんばれば」と努力し続けた、ある50代男性のお話です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">彼は役所勤めをしながら、90歳間近の父親をひとりで介護していました。父親には視覚障害と軽い認知症があり、デイサービスや介護サービスは一切拒否し、息子の介護しか受けつけなかったのだそうです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">母親はすでに亡くなっており、ひとりっ子だった彼は孤軍奮闘しましたが、体重が減ってあきらかに顔色も悪くなり、倒れるのではないかと職場で心配されるまでになりました。市の福祉担当者からも「このままでは、あなたが先に死んじゃうよ」と言われたそうです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">それでも彼が父親の介護をし続けたのは、両親の愛情を一身に受けて育ち、恩義を感じていたことと、もし父の望みどおりにしなければきっと後悔するだろうと考えていたからです。それで、「お前が親の面倒を見るのは当たり前」と言われれば、従うしかなかったわけです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">極限状態で、彼は私に電話でアドバイスを求めてきました。そうでなければ病気で倒れるか、あるいは、「父親さえいなければ」と考えるようになっていたかもしれません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「この人さえいなければ」と考えるのは、あってはいけない話です。しかし、介護の場面で、人はそこまで追い詰められます。いびつな関係の中で「自分が我慢すれば」「私さえがんばれば」と考えて、にっちもさっちもいかなくなってしまうのです。</p>



<h4 class="wp-block-heading"><span id="toc5">真面目で一生懸命な人ほど思いつめる</span></h4>



<p class="wp-block-paragraph">私は、とにかく父親をデイサービスにあずけるようにと言いました。一日数時間だけでも、彼が父親から解放される時間を確保することが最優先だと考えたのです。男性は、「父の説得はむずかしいし、悲しませることになる」と抵抗しました。しかし、「あなたが死んでしまったら、お父さんはもっと不幸になるでしょう」と言うと、なんとか納得してくれました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「がんばれば、いつか努力が報われる」<br>「自分が変わりさえすれば、事態は好転する」</p>



<p class="wp-block-paragraph">真面目で一生懸命な人ほど、そう思いつめる傾向があるようです。しかしいくら努力しても、人間関係は報われないことのほうが多い。そう思っておいたほうがいいでしょう。</p>



<p class="wp-block-paragraph">特に、家族の問題は、思いやりや愛で強引にカタをつけようとすると、袋小路に入ってしまいます。なかでも、その傾向が顕著に表れるのが介護の問題です。介護では、家族の中で一番力の弱い人にしわ寄せがいきます。最近、問題になっているヤングケアラーは、まさにその典型でしょう。</p>



<div style="height:30px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph">・・いかがでしたか？？</p>



<p class="wp-block-paragraph">「私が頑張らなければ」から、まずは抜け出す必要があることを認めてみましょう。そして、自分を大切にすることは悪くないことを受け入れてみましょう。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「そんなこと言われても、どうしようもないよ」と思われる方も多いと思います。そんな時は、言葉に出して下の文章を言ってみましょう。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>「私は自分を大切にできる。もう十分やっている。だからもう頑張らなくてもよい。私は大丈夫だ」</strong></p>



<p class="wp-block-paragraph">言葉に出すと、自分の考えが変わってきます。考えから言葉が出るのではありません。言葉に出していくことから考えが形作られるのです。</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="1024" height="768" src="https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2022/05/a1130fc9605ac25987835de827a7d789.jpg" alt="" class="wp-image-1500" srcset="https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2022/05/a1130fc9605ac25987835de827a7d789.jpg 1024w, https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2022/05/a1130fc9605ac25987835de827a7d789-300x225.jpg 300w, https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2022/05/a1130fc9605ac25987835de827a7d789-768x576.jpg 768w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<p class="wp-block-paragraph">認知症の方にとっては、あなたは大切な人です。あなたが介護で苦しむことは、あなたの大切な家族の望むことではないはずです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">あなたがあなたを大切にする気持ちを、一回だけでも言葉に出してみませんか？？</p>



<p class="wp-block-paragraph">関連リンク：<a href="https://ninchisho-consultation.com/how-to-control-your-stress/" target="_blank" title="">「もう限界…」介護のイライラが消える魔法のメンタル術５選</a></p>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc6">助けてもらう</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">「私が頑張らなければ」</p>



<p class="wp-block-paragraph">と思い込んでいると、人の手を借りることを悪いことと思ってしまう傾向があります。先ほどの男性の例でも、デイサービスに預けることをよくないと抵抗されていました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">しかし、介護は長い期間向き合う必要があるものです。自分だけの力で頑張ろうとしていると、いつか燃え尽きてしまいます。</p>



<div style="height:12px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph">日本にはたくさんの介護サービスがあります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">その中のいくつかをご紹介します。</p>



<div style="height:10px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<h4 class="wp-block-heading"><span id="toc7">通いのサービス</span></h4>



<ul class="wp-block-list">
<li>デイサービス　　　<span class="fz-14px">・・　介助やレクリエーション中心　送迎付き</span></li>



<li>デイケア　　　　　<span class="fz-14px">・・　リハビリテーション中心</span>　　・・etc</li>
</ul>



<p class="wp-block-paragraph">この２つは、自宅に生活しながら昼間は預かってもらえるので、介護負担を和らげるのに有効です。認知症対応型のデイサービスもあります。</p>



<div style="height:11px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<h4 class="wp-block-heading"><span id="toc8">一時宿泊サービス</span></h4>



<ul class="wp-block-list">
<li>ショートステイ　　<span class="fz-14px">・・　短期間のお泊りサービス　リハビリも付けられます</span></li>
</ul>



<p class="wp-block-paragraph">一泊でもお泊りがあると、介護する側も息抜きができます。息抜きはとても大切なことです。罪悪感をもたず、ぜひ利用してください。</p>



<div style="height:10px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<h4 class="wp-block-heading"><span id="toc9">入所サービス</span></h4>



<ul class="wp-block-list">
<li>グループホーム　　<span class="fz-14px">・・　少人数の入所サービス　馴染みの関係が作りやすく安心して過ごしやすい</span></li>



<li>介護老人保健施設　<span class="fz-14px">・・　いったん入所して、自宅で生活できるようにリハビリを行います</span>  　・・etc</li>
</ul>



<p class="wp-block-paragraph">自宅でどうしても生活できなくなった方は、入所を検討してみましょう。ただ、在宅で利用できるサービスはたくさんありますので、まずは通所サービス・ショートステイの利用をおすすめします。</p>



<p class="wp-block-paragraph">その他、自宅に来てくれる訪問看護・訪問介護・訪問リハなどもあります。</p>



<div style="height:42px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<h4 class="wp-block-heading"><span id="toc10">相談窓口</span></h4>



<p class="wp-block-paragraph">まだ介護サービスを利用されていない方は、<span class="bold-blue">市区町村の介護保険窓口</span>へ行ってみてください。その後の介護認定について説明していただけると思います。</p>



<p class="wp-block-paragraph">また、近所の方・よく行く店の方にも「認知症なんです。来たときはよろしくお願いします」と言ってみましょう。</p>



<p class="wp-block-paragraph">認知症だと知ることで、支援の手が差し伸べやすくなると思います。</p>



<div style="height:21px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph">助けてもらうことは悪いことではありません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">むしろ、心のゆとりが生まれることで介護する側も、介護される側も苦しまずに生きることができます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ぜひ介護サービスを利用し、また周りの方々にも相談して支援してもらいましょう。</p>



<p class="wp-block-paragraph">まずは、あなたの心と体を大切に。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc11">学ぶ</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">「なぜ何回も何回も同じことを言うの？」</p>



<p class="wp-block-paragraph">「なぜいつも夕方になると帰るというの？」</p>



<div style="height:11px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph">その理由がわからないと、介護するあなたもストレスがたまりやすくなります。</p>



<div style="height:10px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph"><span class="bold">どんな行動にも、認知症の方なりの理由があります。</span></p>



<p class="wp-block-paragraph">しかし、認知症の方には脳の萎縮が原因で、認識が私たちと違います。</p>



<p class="wp-block-paragraph">認識のズレが原因で、私たちからすると「わけのわからない行動」に見えてしまいます。</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="1024" height="768" src="https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2022/05/316dc17e7236e50469b1030b7cd0768e-1.jpg" alt="" class="wp-image-1423" srcset="https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2022/05/316dc17e7236e50469b1030b7cd0768e-1.jpg 1024w, https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2022/05/316dc17e7236e50469b1030b7cd0768e-1-300x225.jpg 300w, https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2022/05/316dc17e7236e50469b1030b7cd0768e-1-768x576.jpg 768w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<div style="height:17px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph">しかし、以下のことを学ぶことで「わけのわからない行動」の理由を知ることができます。</p>



<ul class="wp-block-list">
<li><span class="bold">認知症の症状</span></li>



<li><span class="bold">認知症のものの見え方</span></li>



<li><span class="bold">ご本人様のこれまでの生活</span></li>



<li><span class="bold">ご本人様の想い</span></li>
</ul>



<div style="height:45px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph">・・例えば、90才男性。自宅にいるにも関わらず、いつも夕方には「帰る」と言う方がいらっしゃったとします。</p>



<p class="wp-block-paragraph">一見、「わけのわからない行動」に見えるかもしれません。</p>



<div style="height:10px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph">ただ、もし以下のようなことを知っていたらどうでしょう。</p>



<ul class="wp-block-list">
<li>逆行性健忘　<span class="fz-16px">・・　新しい記憶から失っていき、現在は40才くらいだと思っている。</span></li>



<li>環境　　　　<span class="fz-16px">・・　息子が最近家を建て替え、新しい家に同居している。</span></li>



<li>過去の生活　<span class="fz-16px">・・　40才ころは役場に勤めており、夕方には帰宅していた。</span></li>



<li>想い　　　　<span class="fz-16px">・・　息子</span><span class="fz-16px">は</span><span class="fz-16px">子供の頃</span><span class="fz-16px">ころ</span><span class="fz-16px">病気がちだったので、早めに帰宅し顔を見るようにしていた。</span></li>
</ul>



<figure class="wp-block-image size-full is-resized"><img decoding="async" width="640" height="427" src="https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2022/05/23231008_s.jpg" alt="" class="wp-image-490" style="width:438px;height:292px" srcset="https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2022/05/23231008_s.jpg 640w, https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2022/05/23231008_s-300x200.jpg 300w" sizes="(max-width: 640px) 100vw, 640px" /></figure>



<p class="wp-block-paragraph">40才の頃に住んでいた家と違うので「役場から帰って、息子の顔を見なければ」と思われたのかもしれません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">関連リンク；<a href="https://ninchisho-consultation.com/want-to-get-home/" target="_blank" title="">教科書にはのっていない　認知症の方が「もう帰る！」を繰り返すときのポイント ３選</a></p>



<p class="wp-block-paragraph"><span class="bold">どんな行動にも、その方なりの理由があります。</span></p>



<p class="wp-block-paragraph">認知症について知ることで、「わけのわからない行動」が「納得できる行動」になります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">理由がわかれば、介護されるあなたのストレスもやわらぎ、対処法が見えてくると思います。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc12">まとめ</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">「怒ってはダメ」と思っていてもイライラしてしまう。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そんな時の対処法をご紹介しました。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong><span class="bold-blue">・・今日のポイント・・</span></strong></p>



<ul class="wp-block-list">
<li><span class="bold">「頑張らない」ことを頑張る</span>　深呼吸の効果と言葉の使い方</li>



<li><strong>助けてもらう</strong></li>



<li><strong>学ぶ</strong></li>
</ul>



<p class="wp-block-paragraph">特に、介護サービスを利用することに抵抗を感じる方もおられると思います。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ただ、介護されているあなたが疲れ果ててしまうことは、認知症をお持ちのあなたの大切なご家族の望まれていることではないはずです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">まず、自分のことを大切にすることを、あなたご自身が許してあげてください。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「私が頑張らなければ」から抜け出し、一息つくことも必要だと思えたら、心の負担も変わってくると思います。最初はトイレで１回の深呼吸でもいいと思いますし、「私は十分やっている。私は大丈夫だ」とつぶやいてみることでもよいと思います。</p>



<p class="wp-block-paragraph">また、私の書いている記事も「わけのわからない行動」の理由とその裏に隠れた想いを知る助けになると思います。理由を知ることで、家族の思いをたどる助けになると思います。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そして、子育てと同じように、介護にも終わりがあります。終わりを迎えた後もあなたの人生が燃え尽きることなくご自分の人生を生きられますように。<br>関連リンク：<a href="https://ninchisho-consultation.com/dementia-remaining-life/" target="_blank">4大認知症の「余命」とは？ 種類別の寿命と影響因子をわかりやすく解説</a></p>



<p class="wp-block-paragraph">これからも皆様と一緒に学んでいけたらと思います。</p>



<p class="wp-block-paragraph">この記事が少しでもあなたの参考になれば嬉しいです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">最後まで読んでいただきありがとうございました。</p><p>The post <a href="https://ninchisho-consultation.com/how-to-go-along-with-stress/">「わかっているけどイライラしてしまう」介護で行き詰まらないための楽になる方法</a> first appeared on <a href="https://ninchisho-consultation.com">ルカの認知症コンサルテーション</a>.</p>]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>「さっき食べたのに‥」認知症の方が「ご飯まだ？」を繰り返すとき知っておいてほしいこと　4選</title>
		<link>https://ninchisho-consultation.com/repeat-same-thing/?utm_source=rss&#038;utm_medium=rss&#038;utm_campaign=repeat-same-thing</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[ルカ]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 25 Apr 2022 22:23:26 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[認知症の症状・対応のヒント]]></category>
		<category><![CDATA[絆をつなぐ関わり方]]></category>
		<category><![CDATA[体験談とルカの視点]]></category>
		<category><![CDATA[不安にさせない]]></category>
		<category><![CDATA[認知症]]></category>
		<category><![CDATA[介護]]></category>
		<category><![CDATA[認知症予防]]></category>
		<category><![CDATA[認知症の理解]]></category>
		<category><![CDATA[認知症ケア]]></category>
		<category><![CDATA[高齢者介護]]></category>
		<category><![CDATA[介護の悩み]]></category>
		<category><![CDATA[コミュニケーション]]></category>
		<category><![CDATA[介護のコツ]]></category>
		<category><![CDATA[介護ストレス]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://ninchisho-consultation.com/?p=365</guid>

					<description><![CDATA[<p>あなたの大切な方の介護、毎日本当にお疲れ様です。 認知症のご家族が「ご飯まだ？？」と繰り返し言ってこられることはありませんか？ 「ご飯まだ？？」と繰り返し言われるときのポイントを4 つご紹介します。 目次 本人の現実を受 [&#8230;]</p>
<p>The post <a href="https://ninchisho-consultation.com/repeat-same-thing/">「さっき食べたのに‥」認知症の方が「ご飯まだ？」を繰り返すとき知っておいてほしいこと　4選</a> first appeared on <a href="https://ninchisho-consultation.com">ルカの認知症コンサルテーション</a>.</p>]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p class="wp-block-paragraph">あなたの大切な方の介護、毎日本当にお疲れ様です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">認知症のご家族が「ご飯まだ？？」と繰り返し言ってこられることはありませんか？</p>



<p class="wp-block-paragraph">「ご飯まだ？？」と繰り返し言われるときのポイントを4 つご紹介します。</p>




  <div id="toc" class="toc tnt-number toc-center tnt-number border-element"><input type="checkbox" class="toc-checkbox" id="toc-checkbox-18" checked><label class="toc-title" for="toc-checkbox-18">目次</label>
    <div class="toc-content">
    <ol class="toc-list open"><li><a href="#toc1" tabindex="0">本人の現実を受け入れる</a></li><li><a href="#toc2" tabindex="0">何度も聞く　＝　不安</a></li><li><a href="#toc3" tabindex="0">少しだけ食べてもらう</a></li><li><a href="#toc4" tabindex="0">活躍の場を</a></li><li><a href="#toc5" tabindex="0">まとめ</a></li></ol>
    </div>
  </div>

<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc1">本人の現実を受け入れる</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">さっきご飯を食べたのに「ご飯まだ？？」と何回も何回も聞かれると</p>



<p class="wp-block-paragraph"><span class="bold">「さっき食べたでしょ！何回同じこと言うの！」</span></p>



<p class="wp-block-paragraph">と誰でも言いたくなりますよね。</p>



<div style="height:14px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph">これは、私たちの認識と、認知症の方の認識が違っているからです。</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="1024" height="768" src="https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2022/04/3784731845bda6cfe8fe4b736c634ab3-1.png" alt="" class="wp-image-371" srcset="https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2022/04/3784731845bda6cfe8fe4b736c634ab3-1.png 1024w, https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2022/04/3784731845bda6cfe8fe4b736c634ab3-1-300x225.png 300w, https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2022/04/3784731845bda6cfe8fe4b736c634ab3-1-768x576.png 768w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<ul class="wp-block-list">
<li>私たちの認識　　　・・　「ご飯はもう食べた」</li>
</ul>



<ul class="wp-block-list">
<li>認知症の方の認識　・・　「ご飯はまだ食べていない」</li>
</ul>



<div style="height:15px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph">「ご飯をまだ食べていない」ということが認知症のご家族にとっての現実であることをまず<span class="bold">認める</span>ことが大切です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そうすることで「私の気持ちをわかってもらえた」という安心感を持ってもらえます。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc2">何度も聞く　＝　不安</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">「ご飯まだ？？」だけでなく</p>



<p class="wp-block-paragraph">「今何時？？」</p>



<p class="wp-block-paragraph">「洗濯物を取り込まなきゃ」</p>



<p class="wp-block-paragraph">「仕事に行かなきゃ」</p>



<p class="wp-block-paragraph">などを繰り返し言われることがあります。</p>



<div style="height:10px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<ul class="wp-block-list">
<li><span class="bold">何度も同じことを言う</span></li>



<li><span class="bold">机をたたく</span></li>



<li><span class="bold">トイレに何回も行く</span></li>
</ul>



<div style="height:10px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph">これらは<span class="bold-red">繰り返し行動</span>と言われるもので</p>



<p class="wp-block-paragraph"><span class="bold">不安　ストレス</span>が現れたものです。</p>



<div style="height:23px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph">自分の心を落ち着かせるために現実を確認しようとしていたり行動しようとしていたりしているのだと私は考えています。</p>



<div style="height:10px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph">繰り返し行動が見られたら、ご飯のことが問題ではなく</p>



<p class="wp-block-paragraph">「不安になっているのかな？？」</p>



<p class="wp-block-paragraph">と考えてみてください。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc3">少しだけ食べてもらう</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">ご本人の中では「まだ食べていない」ことが現実です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そのため、説得しても解決しません。</p>



<div style="height:10px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph">そんな時、少しだけ食べてもらうことも有効です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">例えば</p>



<ul class="wp-block-list">
<li>カロリーの低いゼリー</li>



<li>たまごボーロ</li>



<li>小さなおにぎり</li>
</ul>



<p class="wp-block-paragraph">このようなものを少しだけ食べていただき</p>



<p class="wp-block-paragraph">「今、ご飯の準備をしているから、もう少しだけ待ってね」</p>



<p class="wp-block-paragraph">と伝えてみてはいかがでしょうか。</p>



<p class="wp-block-paragraph">少し落ち着かれることがあります。</p>



<div style="height:22px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph">ただし、「ご飯以外に、不安の原因があるかもしれない」という見方も持っておくとよいと思います。</p>



<div style="height:23px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph">例えば</p>



<ul class="wp-block-list">
<li>環境　　　　・・　TVの音が大きすぎる　騒がしすぎるなど、ストレスになっていないか</li>



<li>かかわり　　・・　できることまでしてあげていないか　気持ちを尊重できているか</li>



<li>役割　　　　・・　人から必要とされる役割があるか</li>
</ul>



<p class="wp-block-paragraph">これらが原因で、繰り返し行動がおこる（本人様が苦しい状態になる）ことはよくあります。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc4">活躍の場を</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph"><span class="bold-red">繰り返し行動</span>は<span class="bold">不安の現れ</span>とお伝えしました。</p>



<div style="height:10px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph">では、どんなことをすると安心してもらえるのでしょうか。</p>



<div style="height:11px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph">そんなときは、<span class="bold-blue">集中できる作業</span>があると落ち着きやすいです。</p>



<div style="height:10px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph">例えば</p>



<ul class="wp-block-list">
<li><span class="bold">タオルたたみ</span></li>



<li><span class="bold">ぬいもの</span></li>



<li><span class="bold">塗り絵</span></li>



<li><span class="bold">茶わんふき</span></li>



<li><span class="bold">ゴマすり</span></li>
</ul>



<figure class="wp-block-image size-large is-resized"><img decoding="async" width="1024" height="683" src="https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2022/04/annie-spratt-5TfCI4nj6B4-unsplash-1024x683.jpg" alt="" class="wp-image-374" style="width:306px;height:204px" srcset="https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2022/04/annie-spratt-5TfCI4nj6B4-unsplash-1024x683.jpg 1024w, https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2022/04/annie-spratt-5TfCI4nj6B4-unsplash-300x200.jpg 300w, https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2022/04/annie-spratt-5TfCI4nj6B4-unsplash-768x512.jpg 768w, https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2022/04/annie-spratt-5TfCI4nj6B4-unsplash-1536x1024.jpg 1536w, https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2022/04/annie-spratt-5TfCI4nj6B4-unsplash.jpg 1920w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<p class="wp-block-paragraph">このような難しくない集中してできる作業をすることで、余計な不安が頭から消えて落ち着くことができます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">タオルたたみや皿ふきなどは昔やっていた作業なので、認知症が進んでいても自然と体が動き、心も落ち着きやすいと思います。</p>



<p class="wp-block-paragraph">このとき、ポイントが３つあります。</p>



<ul class="wp-block-list">
<li><strong>「手伝ってくれると助かる」と本人の力を認めて頼む</strong></li>



<li><strong>一緒にやること</strong></li>



<li><strong>失敗していることを見つけても指摘しないこと</strong></li>
</ul>



<p class="wp-block-paragraph">作業を頼む際には「手伝ってくれると助かる」と本人の力を認めて頼んでみてください。「お母さんがやってくれると早く終わるからお願いできる？」と依頼すれば、自分をまだまだ必要とされている人間だと感じることができます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そして一緒にやることで、できていない部分をさりげなくフォローすることができますし、安心感を高めることができます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">また、どこかミスはあって当たり前で、ミスを指摘されず受け入れられる場があることが心穏やかに生活する上で必要です。認知症になれば、「また忘れている」「さっき言ったでしょ」と残りの人生全てが失敗を指摘され続ける時間になりかねません。指摘せずに済めばそれがベストです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">例えば、皿洗いで洗い残しがあっても、その場で指摘せずに後で仕上げをしたらよいと私は思います。</p>



<div style="height:11px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph">作業をしてもらったら</p>



<p class="wp-block-paragraph">「やってくれて助かったよ。　ありがとう。」</p>



<p class="wp-block-paragraph">と、<span class="bold-blue"><span class="fz-20px">感謝の言葉</span></span>を添えてあげてください。</p>



<p class="wp-block-paragraph">一瞬だけでも不安は消えて、笑顔が見られると思います。</p>



<figure class="wp-block-image size-large is-resized"><img decoding="async" width="1024" height="735" src="https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2022/04/cropPhotoelly001-1024x735.jpg" alt="" class="wp-image-372" style="width:432px;height:310px" srcset="https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2022/04/cropPhotoelly001-1024x735.jpg 1024w, https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2022/04/cropPhotoelly001-300x215.jpg 300w, https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2022/04/cropPhotoelly001-768x551.jpg 768w, https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2022/04/cropPhotoelly001.jpg 1372w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<p class="wp-block-paragraph">人間は、誰かの役に立つ仕事をし、誰かに必要とされることで生きる気力が生まれます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">決して人の手を借り続け、何もできない人と思われ続けたい人はいません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">自信をなくしかけたあなたの家族が、小さくてもあなたの役に立ち「ありがとう」と声をかけられたならどうでしょう。</p>



<p class="wp-block-paragraph">いつも寄り添っておられるあなたの「ありがとう」には、生きる希望をあたえるほどの力があると思います。</p>



<p class="wp-block-paragraph">認知症になったからといって、誰からも必要とされず、手を借りるだけの人生は苦しいですよね。</p>



<p class="wp-block-paragraph">小さなことでも頼られたり任されたりする<span class="bold-blue">活躍の場</span>があるだけで、不安は軽くなりいきいきとした表情を取り戻される方はたくさんいらっしゃいます。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc5">まとめ</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">「ご飯まだ？？」を繰り返すときのポイントを4つご紹介しました。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><span class="bold-blue">・・今日のポイント・・</span></p>



<ul class="wp-block-list">
<li><span class="bold"><strong>本人の現実を受け入れる</strong></span></li>



<li><span class="bold"><strong>何度も聞く　＝　不安</strong></span></li>



<li><span class="bold">少しだけ食べてもらう</span></li>



<li><span class="bold">活躍の場を</span></li>
</ul>



<p class="wp-block-paragraph">この記事が少しでもあなたの参考になれば嬉しいです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">最後まで読んでいただきありがとうございました。</p>



<figure class="wp-block-image size-large is-resized"><img decoding="async" width="768" height="1024" src="https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2022/04/howie-r-CjI_2QX7hvU-unsplash-768x1024.jpg" alt="" class="wp-image-375" style="width:361px;height:481px" srcset="https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2022/04/howie-r-CjI_2QX7hvU-unsplash-768x1024.jpg 768w, https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2022/04/howie-r-CjI_2QX7hvU-unsplash-225x300.jpg 225w, https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2022/04/howie-r-CjI_2QX7hvU-unsplash-1152x1536.jpg 1152w, https://ninchisho-consultation.com/wp-content/uploads/2022/04/howie-r-CjI_2QX7hvU-unsplash.jpg 1440w" sizes="(max-width: 768px) 100vw, 768px" /></figure><p>The post <a href="https://ninchisho-consultation.com/repeat-same-thing/">「さっき食べたのに‥」認知症の方が「ご飯まだ？」を繰り返すとき知っておいてほしいこと　4選</a> first appeared on <a href="https://ninchisho-consultation.com">ルカの認知症コンサルテーション</a>.</p>]]></content:encoded>
					
		
		
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