
認知症になっても、家族も本人も笑顔で暮らせる社会へ
── 家族専門認知症ケアアドバイザー「ルカ」のプロフィール
はじめまして
認知症ケア専門士・作業療法士として、13年以上にわたり介護現場に携わってきた「ルカ」と申します。
このブログにご訪問いただき、ありがとうございます。
現場で感じた「苦しむ家族と本人の姿」
これまで、介護老人保健施設・通所リハビリテーション・グループホーム・精神科病院など、
様々な現場で認知症の方とご家族に向き合ってきました。
私が作業療法士として臨床に出たばかりの頃、
目の前に広がっていたのは、本人も家族も職員もみんなが疲弊し、傷ついていく介護の現場でした。
- 「もう家では看られない。限界」
- 「施設に預けたけど、これで本当に良かったのか…」
- 「ごめんね、お母さん」
介護に懸命に向き合った末、自分を責め続ける家族の声を、数えきれないほど耳にしました。
たくさん悩み、たくさん失敗した日々
認知症の方が「なぜ怒るのか」「なぜ拒否するのか」がわからず、
正解を探しては空回りし、思いを汲めずに傷つけてしまったことも多くあります。
私自身、笑顔を引き出せないまま亡くなられた方に「ごめんなさい」と涙した経験もあります。
でも、失敗から学び続けることで、見えてきた希望がありました。
確信したこと:「関わり方次第で、介護は変わる」
現場で多くの認知症の方々、ご家族と向き合う中で、私は気づきました。
🔸いくつかの“心が通うポイント”を知るだけで、本人も家族も、笑顔で過ごせる可能性が生まれるということ。
介護は、苦しみだけではありません。
知識や方法を知ることで、たとえ認知症になっても人としての尊厳やプライド、喜びを守る方法が必ずあります。皆さんご家族も、あなたの笑顔を失うことなく介護ができる方法が必ずあります。
このブログに込めた想い
このブログは、かつての私と同じように悩み、苦しみ、孤独を抱える家族のために立ち上げました。
- 「どうしてこんな言動をするの?」
- 「イライラが止まらない…」
- 「もう、限界かもしれない」
そう思ったときに、「ここに来れば少し気持ちが軽くなる」「ヒントが見つかる」と思ってもらえる場所を目指しています。
伝えたいこと
- 介護に正解はないけれど、「希望」はあります
- 家族も本人も、自分らしく生きる道があります
- 介護は“終わり”ではなく、“あなたの新しい人生”の始まりです
最後に
認知症ケアの現場で学んだこと、家族の苦しみに寄り添う視点、
そして作業療法士としての専門知識を生かしながら、
このブログを通じて、あなたに小さな安心と笑顔を届けられたら嬉しいです。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
家族専門認知症ケアアドバイザー ルカ